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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.7 (伝送路二重化機能編)

7.20 resethanetコマンド

【名前】

resethanet - 仮想インタフェース構成情報の初期化および伝送路二重化機能の再起動

【形式】

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/resethanet -i | -s

【機能説明】

resethanetコマンドは、仮想インタフェース構成情報の初期化および伝送路二重化機能の再起動を行います。初期化される情報は以下のとおりです。

なお、通信相手ホスト監視情報 (hanetobserv createコマンドにより設定された定義情報)、hanetpoll onコマンドにより設定されたパラメタ、hanetparamコマンドおよびhanetobserv paramコマンドにより変更したパラメタについては初期化対象外となります。

【オプション】

以下のオプションを指定します。


-i

仮想インタフェースの構成情報を初期化する場合に指定します。
本オプションは、運用中の伝送路二重化機能の使用を中止するか、または仮想インタフェースの構成情報を新規に再作成する場合以外には指定しないでください。なお、該当システムで仮想インタフェースがクラスタのリソースとして1つでも登録されている場合、初期化を行うことはできません。


-s

伝送路二重化機能の再起動を行う場合に指定します。
本オプションは、仮想インタフェースの構成情報を変更した際、システムのリブートをすることなく変更した設定内容を有効にすることができます。但し、該当システムでPRIMECLUSTER運用時にRMSが起動されている場合、再起動を行うことはできません。

【注意事項】

【使用例】

仮想インタフェースの構成情報を初期化する場合の例を以下に示します。

# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/resethanet -i

伝送路二重化機能の再起動をする場合の例を以下に示します。

# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/resethanet -s