RMSソフトウェアは、多くの実行可能ファイル、スクリプト、ファイル、およびコマンドで構成されています。これらはすべて、RMS環境変数RELIANT_PATHで指定されたディレクトリ配下のディレクトリに格納されています。以下の表に、RMSソフトウェアを正しくインストールした後のディレクトリ構造を示します。
名前 | 格納されているファイル |
---|---|
RELIANT_PATH | 基本ディレクトリ (デフォルト: /opt/SMAW/SMAWRrms) |
<RELIANT_PATH>/bin | 実行可能プログラム。ディテクタ、コマンド、スクリプトなど |
<RELIANT_PATH>/build | 構成定義ファイルの作業領域 |
<RELIANT_PATH>/etc | RMSおよび構成ツールで使用するさまざまなファイル |
<RELIANT_PATH>/include | ディテクタと構成定義ファイルが使用するRMSインクルードファイル (ヘッダファイル) |
<RELIANT_PATH>/lib | RMS実行ライブラリ |
<RELIANT_PATH>/tab | ディテクタを再起動する際に使用するテーブル |
<RELIANT_PATH>/us | RMSソースファイル。RMSのソースファイル (このディレクトリに含まれるファイルの名前は予約済みなので、ユーザが作成する構成定義ファイルの名前として使用できない。) |
以下の表に示すとおり、RMSログファイルは、RMS環境変数RELIANT_LOG_PATHで指定されたディレクトリに保存されています。
名前 | 格納されているファイル |
---|---|
RELIANT_LOG_PATH | ログディレクトリ ( デフォルト: /var/opt/SMAWRrms/log) このディレクトリにあるログファイルを利用してデバッグを行います。 同じディレクトリにRMSログファイルのバックアップコピーを保存するサブディレクトリがあります。バックアップ用のサブディレクトリにはそれぞれ、yyyy-mm-dd_HH:MM:SS の形式で名前が付けられ、バックアップが作成された日付と時刻が分かるようになっています。 |