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PRIMECLUSTER GD 4.7A00 インストールガイド

4.2 アンインストール

  1. 対象システムにログインし、rootユーザになります。

    $ su <Return>
    Password:password <Return>
  2. GDSを使用している場合は、GDSの構成設定を削除してください。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書」を参照してください。

  3. シングルユーザモードに移行します。

    現在のデフォルトターゲットの確認を行います。

    注意

    • デフォルトターゲット(以下の例では『multi-user.target』)は、環境によって異なります。

    • 後でデフォルトターゲットを戻すため、現在のデフォルトターゲットを記録しておいてください。

    # systemctl get-default <Return>
    multi-user.target

    シングルユーザモードにするために、デフォルトターゲットの変更を行います。

    # systemctl set-default rescue.target <Return>

    システムの再起動を行います。

    # shutdown -r now <Return>
  4. /dev/sfdskディレクトリに存在するファイルを確認し、_adm, _diag, _sysadm, _sysdiag以外にファイルやディレクトリが存在する場合は、それらを削除します。

  5. DVDをDVDドライブにセットし、マウントします。

    # mount -t iso9660 -r /dev/<デバイスファイル名> <DVD-ROMマウントポイント> <Return>
    以降で、DVDのマウントポイントを<DVDROM_DIR>とします。
  6. CLIアンインストーラを実行します。

    # cd <DVDROM_DIR>/Tool <Return>
    # ./cluster_uninstall -e PCL-GDS <Return>
    Are you sure to remove PRIMECLUSTER from your system (y or n) ? y <Return>
    
           ・
           ・
    
    The uninstallation finished successfully.

    以下のメッセージが表示されてアンインストールが失敗した場合は、「A.2.4 "there exists GDS object(s)"と表示されてアンインストールが失敗した場合」を参照して対処を行ってから、手順6.以降の手順をやり直してください。

    ERROR: there exists GDS object(s)
    Uninstallation failed.
  7. DVDを取り出し、shutdown(8)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。

    # cd / <Return>
    # umount <DVDROM_DIR> <Return>
    # eject <Return>

    マルチユーザモードにするために、デフォルトターゲットの変更を行います。

    # systemctl set-default multi-user.target <Return>

    システムの再起動を行います。

    # shutdown -r now <Return>