対象システムにログインし、rootユーザになります。
$ su <Return> Password:password <Return>
GDSを使用している場合は、GDSの構成設定を削除してください。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書」を参照してください。
シングルユーザモードに移行します。
現在のデフォルトターゲットの確認を行います。
注意
デフォルトターゲット(以下の例では『multi-user.target』)は、環境によって異なります。
後でデフォルトターゲットを戻すため、現在のデフォルトターゲットを記録しておいてください。
# systemctl get-default <Return>
multi-user.target
シングルユーザモードにするために、デフォルトターゲットの変更を行います。
# systemctl set-default rescue.target <Return>
システムの再起動を行います。
# shutdown -r now <Return>
/dev/sfdskディレクトリに存在するファイルを確認し、_adm, _diag, _sysadm, _sysdiag以外にファイルやディレクトリが存在する場合は、それらを削除します。
DVDをDVDドライブにセットし、マウントします。
# mount -t iso9660 -r /dev/<デバイスファイル名> <DVD-ROMマウントポイント> <Return>
以降で、DVDのマウントポイントを<DVDROM_DIR>とします。
CLIアンインストーラを実行します。
# cd <DVDROM_DIR>/Tool <Return> # ./cluster_uninstall -e PCL-GDS <Return> Are you sure to remove PRIMECLUSTER from your system (y or n) ? y <Return> ・ ・ The uninstallation finished successfully.
以下のメッセージが表示されてアンインストールが失敗した場合は、「A.2.4 "there exists GDS object(s)"と表示されてアンインストールが失敗した場合」を参照して対処を行ってから、手順6.以降の手順をやり直してください。
ERROR: there exists GDS object(s) Uninstallation failed.
DVDを取り出し、shutdown(8)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。
# cd / <Return> # umount <DVDROM_DIR> <Return> # eject <Return>
マルチユーザモードにするために、デフォルトターゲットの変更を行います。
# systemctl set-default multi-user.target <Return>
システムの再起動を行います。
# shutdown -r now <Return>