FEPClusterによって作成されたPodに割り当てられたCPUとメモリのリソース変更方法を説明します。
これにより、カスタムリソースを通してPodを垂直方向にスケーリングすることができます。
CPUとメモリのリソースを変更するためには、FEPClusterカスタムリソースのspec.fep.mcSpecセクション(注)を修正し、変更を適用してください。
変更が適用されると、レプリカサーバを新しいリソース設定値で再起動します。レプリカサーバが複数台ある場合は、1台ずつ順番に再起動します。すべてのレプリカサーバが再起動されると、そのうちの1台がスイッチオーバにより、新しいマスターサーバに昇格します。次に、元のマスターサーバのコンテナイメージを再起動します。これにより、業務停止を最小限にしてすべてのサーバのリソース設定値を変更することができます。
注)本セクションを修正することでFEPサーバコンテナがスケールアップされます。他コンテナのリソースセクションについては、“オペレーターリファレンス”の“FEPClusterパラメータ”を参照してください。