FEPClusterの構成の変更について説明します。
FEPClusterの一覧表示
Kubernetesコマンド: kubectl get FEPClusters (-A)
この操作では、名前空間内のすべてのFEPClusterが一覧表示されます。または、-Aオプションが指定されている場合は、すべての名前空間内のすべてのFEPClusterが一覧表示されます。
デフォルトの出力形式:
フィールド | 値 | 説明 |
---|---|---|
NAME | .metadata.name | FEPClusterの名前 |
AGE | 経過時間 | クラスタが作成されてからの経過時間を示します |
例)
# kubectl get fepclusters -A NAMESPACE NAME AGE namespace1 ns1fep1 21h namespace2 ns2fep2 22h
FEPClusterの更新
Kubernetesコマンド: kubectl apply -f <new_spec>
以下を更新することができます。
カスタムリソースの仕様 | 変更内容 |
---|---|
.spec.fep.instances: n | クラスタ内のノードの数をnに増やします。 |
.spec.fep.image.image: | FEPイメージを「ubi8-15-1.1」にマイナーアップグレードします。 |
spec.fepChildCrVal.backup.image.image: | バックアップイメージを「ubi8-15-1.1」にマイナーアップグレードします。 |
これは、fepセクションの値の動作にのみ影響します。
すべてのパラメータはFEPClusterカスタムリソースから更新することができます。
FEPClusterの削除
Kubernetesコマンド: kubectl delete FEPCluster <cluster_name>
この操作により、FEPClusterとそれに関連するすべての子カスタムリソース(FEPVolume、FEPConfig、FEPCert、FEPUser)およびリソースが削除されます。
注意
FEPClusterを削除すると、バックアップおよびアーカイブされたWALボリュームを含む、クラスタに関連付けられているすべてのPVが削除されます(あらかじめ作成したPVやAWS S3を使用している場合を除く)。これは復元できないアクションです。