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Enterprise Postgres 15 アプリケーション開発ガイド

B.3.2 日時型の値から指定した長さ分の文字列を抜き出したい

Oracleデータベース

SELECT SUBSTR( CURRENT_TIMESTAMP,
               1,
               8)
  FROM DUAL;

Fujitsu Enterprise Postgres

SELECT SUBSTR( TO_CHAR(CURRENT_TIMESTAMP,
               'DD-MON-YY HH.MI.SS.US PM')
                1,
                8)
  FROM DUAL;

機能差異
Oracleデータベース

文字値式にCURRENT_TIMESTAMPなどの日時型の値を指定できます。

Fujitsu Enterprise Postgres

文字値式にCURRENT_TIMESTAMPなどの日時型の値を指定できません。

移行手順

SUBSTRの文字値式に、TO_CHARを指定して、TO_CHARの1引数に日時型(例のCURRENT_TIMESTAMP)を指定し、第2引数に、移行前のSUBSTRの結果と同じになるように書式テンプレートパターン(例の'DD-MON-YY HH.MI.SS.US PM')を指定します。

TO_CHARの指定形式:TO_CHAR(第1引数, 第2引数)

参考

Fujitsu Enterprise PostgresのTO_CHARに指定可能な書式テンプレートパターンについては、“PostgreSQL Documentation”の“Data Type Formatting Functions”を参照してください。