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Enterprise Postgres 15 アプリケーション開発ガイド

4.2.4 Npgsql.OpenTelemetryのセットアップ

Fujitsu Enterprise Postgresの.NET Data Providerには、オブザーバビリティフレームワークであるOpenTelemetryによるトレーシングをサポートするプラグインが同梱されています。これにより、Npgsqlにトレースデータを発行させることが可能になります。

OpenTelemetryプラグインはローカルのNuGetパッケージとして提供されています。ローカルにインストールするには、以下の手順で行います。

NuGetパッケージの格納場所

タイププラグインのNuGetパッケージは、以下に格納されています。“<x>”は製品のバージョンを示します。

<Fujitsu Enterprise Postgresクライアント機能のインストールディレクトリ>\DOTNET\Npgsql.OpenTelemetry.<x>.0.0.nupkg
ローカルパッケージソースの追加

Visual StudioにNuGetローカルパッケージソースが存在しない場合は、追加します。

  1. [ツール] - [オプション] - [NuGet パッケージ マネージャー]をクリックし、[パッケージ ソース]を選択します。

  2. 右上隅の[+]ボタンをクリックし、[名前]フィールドに“ローカル パッケージ ソース”を入力します。

  3. [...]ボタンをクリックし、上のフォルダを検索します。このフォルダを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

NuGetパッケージをインストールする

Visual Studioで、ローカルのパッケージソースからNuGetパッケージをインストールします。

  1. [ツール] - [NuGet パッケージ マネージャー] - [ソリューションの NuGet パッケージの管理]をクリックします。

  2. 右上隅にある[パッケージ ソース]から“ローカルパッケージソース”を選択します。

  3. ローカルパッケージソースを設定すると、このローカルロケーションにある利用可能なすべてのNuGetパッケージが表示されます。“Npgsql.OpenTelemetry”を選択し、このパッケージをインストールするプロジェクトを選択します。

  4. [インストール]をクリックします。