FEPClusterカスタムリソースに“spec.fepChildCrVal.upgrade”が定義されると、FEPUpgradeカスタムリソースが定義されます。
パラメータは以下のとおりです。
フィールド | 省略値 | 説明 |
---|---|---|
apiVersion | fep.fujitsu.io/v1 | 固定 |
kind | FEPUpgrade | 固定 |
metadata.name | FEPClusterカスタムリソースと同じ | 固定 |
metadata.namespace | FEPClusterカスタムリソースと同じ | 固定 |
spec.upgrade | ||
spec.upgrade.sourceCluster | データ移行元のFEPClusterCR名を指定します。 必ず指定します。 | |
spec.upgrade.mcSpec.limits | cpu: 200m memory: 300Mi | オプション アップグレード実行コンテナに割り当てるリソースの上限値を指定します。 |
spec.upgrade.mcSpec.requests | cpu: 100m memory: 200Mi | オプション アップグレード実行コンテナに割り当てるリソースの下限値を指定します。 |
spec.upgrade.image | オプション 省略時された場合、オペレーターコンテナ環境からimageのURLが取得されます。 | |
spec.upgrade.imagePullPolicy | IfNotPresent | オプション コンテナイメージのpull policyを指定します。
|
spec.upgrade.source.pgAdminTls.certificateName | オプション データソースのspec.fepChildCrVal.sysUsers.pgAdminTls.certificateNameを定義していない場合、データソースのPostgresユーザー“postgres”の証明書を含むKubernetes TLSシークレットを指します。 データソースのFEPがアップグレード実行コンテナの認証方法を“cert”にしていた場合、アップグレード実行コンテナがシークレットに定義された証明書を利用します。 | |
spec.upgrade.destination.pgAdminTls.certificateName | オプション 新規作成するFEPClusterのspec.fepChildCrVal.sysUsers.pgAdminTls.certificateNameを定義していない場合、データソースのPostgresユーザー“postgres”の証明書を含むKubernetes TLSシークレットを指します。 新規作成するFEPがアップグレード実行コンテナの認証方法を“cert”にしていた場合、アップグレード実行コンテナがシークレットに定義された証明書を利用します。 | |
spec.upgrade.storage | オプション ダンプファイルを格納するためのストレージを定義します。 | |
spec.upgrade.storage.storageClass | オプション 省略された場合、運用している環境のデフォルトのストレージクラスを利用します。 | |
spec.upgrade.storage.size | 2Gi | オプション ダンプファイルを格納するストレージのサイズを指定します。 |
spec.upgrade.storage.accessModes | ReadWriteOnce | オプション ダンプファイルを格納するストレージのアクセスモード アクセスモードの配列として指定します。 例: [ReadWriteMany] 省略すると、[ReadWriteOnce]として扱われます。 |