FEPクラスタのすべての側面の設定は、FEPClusterカスタムリソースを介してのみ行われます。
FEPClusterカスタムリソースおよびその子カスタムリソースのすべてのフィールドは、FEPClusterカスタムリソースのみで管理する必要があります。オペレターは、処理されるそれぞれの子カスタムリソースへの変更を反映します。変更できないフィールドは、親カスタムリソースから子カスタムリソースに反映されないため、影響はありません。詳細は、“1.1 FEPClusterパラメータ”を参照してください。
RedHat OCPでは、すべての子カスタムリソースが内部オブジェクトとしてマークされ、コンソールには表示されません。ただし、ocまたはkubectlコマンドを使用してコマンドラインでチェックできます。
次の表に、FEPClusterカスタムリソースの子カスタムリソースと、特定の子カスタムリソースに関連する親カスタムリソースの各セクションを示します。
これらのセクションで構成を変更すると、対応する子カスタムリソースの許容フィールドのみが更新されます。
子カスタムリソース名 | FEPClusterカスタムリソースの関連セクション |
---|---|
FEPBackup | spec.fepChildCrVal.backup |
FEPCert | spec.fepChildCrVal.systemCertificates |
FEPConfig | spec.fepChildCrVal.customPgAudit |
FEPUser | spec.fepChildCrVal.sysUsers |
FEPVolume | spec.fepChildCrVal.storage |