IPCOMと連携したワークユニットに対する負荷分散システムでは、任意の監視対象ワークユニットが停止した場合に、そのサーバを負荷分散対象サーバから切り離した縮退運用が行えます。負荷分散の対象となるワークユニットおよび業務上の重要なワークユニットを監視対象とします。
以下の図ではワークユニット異常終了時の縮退運用について説明します。
監視対象ワークユニットの設定方法
IPCOMによるワークユニットの稼動状態監視の設定方法について説明します。
当該ワークユニットに対する監視の実施有無を指定します。本設定方法では、複数のワークユニットを監視対象として指定できます。
Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > [新規作成]または[ワークユニット] > [環境設定]タブの [ワークユニット設定]で以下の設定を行ってください。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
IPCOMによるワークユニットの稼働状態監視 |
| IPCOMによるワークユニットの稼動状態監視の実施有無を指定します。 |
注意
ワークユニットのHotDeploy処理中や起動処理中、停止処理中にも縮退運用が行われます。