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Interstage Application Server V13.1.0 OLTPサーバ運用ガイド
FUJITSU Software

5.9.2 トレースログ出力機能

トレースログ出力機能を利用することで、通信層での異常やデータベース連携サービスと連携しているリソース(データベースなど)の異常などにおける、詳細な情報を獲得することができます。また、データベース連携サービスの動作を確認することも可能です。
トレースログ出力機能が対象とするプロセスには、以下があります。

コマンドのトレースログ

データベース連携サービスが提供するコマンドおよびInterstage統合コマンドを利用して、データベース連携サービスの処理が実行された時、自動的にトレースログを出力する機能です。コマンドの正常・異常に関係なくコマンド単位にファイルを分けて出力されます。


出力先は、以下のディレクトリ配下です。

Interstageインストールフォルダ\ots\var\trace\command

/opt/FSUNots/var/trace/command

/opt/FJSVots/var/trace/command

注意

コマンドのトレースログは、コマンド単位に同じファイルを上書きして利用するため、一番最後に実行した結果(一世代分)だけ保存できます。