実行環境によってサポート対象の規約、使用できるJavaバージョンが異なります。バージョンごとの違いを以下に示します。
Java EE 6機能 | Jakarta EE 8機能 | |
---|---|---|
Servlet規約 | 3.0 | 4.0 |
JSP規約 | 2.2 | 2.3 |
EJB規約 | 3.1 | 3.2 |
JMS規約 | 1.0 | 2.0 |
Javaバージョン | 6.0 7.0 | 8.0 |
Webサーバー | Interstage HTTP Server 2.2 | Interstage HTTP Server 2.4 |
Java EE 6機能の資源とJakarta EE 8機能の資源は異なるためInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行は行えません。このため、Java EE 6機能のWebコンテナで運用していたアプリケーションをJakarta EE 8機能で運用するためには、Jakarta EE 8機能のWebコンテナを作成し、そこにアプリケーションを配備し直す必要があります。
Interstage HTTP Server 2.2とInterstage HTTP Server 2.4は資源が異なるため、バックアップ・リストア機能による資源の移行はできません。Interstage HTTP Server 2.2で使用していた機能をInterstage HTTP Server 2.4で使用する場合は、Interstage HTTP Server 2.4をインストール後に、環境定義ファイル(httpd.conf)を直接編集して、必要な機能を設定してください。Interstage HTTP Server 2.4の主な機能の環境設定については、「Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド」の「環境設定」を参照してください。
Java EE 6機能ではコマンドのみでの操作ですが、Jakarta EE 8機能ではコマンドとGUIによる操作が可能です。
またJava EE 6機能とJakarta EE 8機能ではコマンドでの操作方法が異なります。必ずJakarta EE 8機能のasadminコマンドを使用してください。asadminについては、「11.1 asadmin」を参照してください。