注意
本項で説明する設定方法は以下のデータベースで有効です。
Symfoware Server (Postgres)
Enterprise Postgres
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション
PowerGres Plus
PowerGres PlusのJDBCドライバは、Windows版またはLinux版の本製品でのみ、使用できます。
環境変数の設定
以下の環境設定を行ってください。
クラスパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。
設定項目 | ドライバのバージョン | 設定値(注1) |
---|---|---|
クラスパス | Symfoware Server(Postgres)クライアント機能 (12.4.0以前) | JDBCドライバ・格納先ディレクトリー\postgresql-jdbc41.jar |
Enterprise Postgresクライアント機能 12以降 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリー\postgresql-jdbc42.jar | |
Symfoware Server(Postgres)クライアント機能 (12.4.1以降) | ||
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションの場合、PostgreSQL JDBC ウェブサイトのダウンロードページ(注3)からダウンロードした42.5.X(Xは”0”以降)のJDBC 4.2用のJDBC ドライバーを使用 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリー¥postgresql<バージョン>.jar(注2) | |
PowerGres Plusクライアント 10以降 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリー\postgresql-42.<バージョン>.jar(注2) |
注1) SolarisまたはLinuxの場合、“\”を“/”に読み替えてください。
注2) <バージョン>は、“-42.5.0”や“-9.3-1102”などの文字列です。
注3) PostgreSQL JDBC ウェブサイトのダウンロードページは"https://jdbc.postgresql.org/download/"です。
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインターフェイスを指定してください。
パラメタ | 指定値 |
---|---|
名前 | 任意の値 |
リソースタイプ | 以下のいずれかを指定してください。
|
データベースベンダー | Postgresql (注) |
データソースクラス名 | 以下のいずれかを指定してください。
|
注) データベースベンダーは、GlassFish Server管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。
リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。
リソースタイプ | データソースクラス名 |
---|---|
javax.sql.ConnectionPoolDataSource | org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource |
javax.sql.DataSource | org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource |
javax.sql.XADataSource | org.postgresql.xa.PGXADataSource |
注意
接続プールの設定に関する注意事項
リソースタイプ
PowerGres Plusのグローバルトランザクションは使用できません。このため、PowerGres Plusの場合は、リソースタイプに「javax.sql.XADataSource」を指定しないでください。
データソースクラス名
Enterprise Postgresクライアント機能 10、および、PowerGres Plus クライアント V10より、org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource クラスの使用が非推奨となりました。
Enterprise Postgresクライアント機能 10以降、または、PowerGres Plusクライアント V10以降、または、Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションを使用する場合でリソースタイプに「javax.sql.DataSource」を指定する場合は、データソースクラス名に「org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource」を指定することを推奨します。
プロパティ
以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ名 | 値 |
---|---|
user | ユーザーIDを指定してください。 |
password | パスワードを指定してください。 |
databaseName | データベースの名前を指定してください。 |
serverName | データベースサーバーのIPアドレスを指定してください。 |
portNumber | ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。 |