PCMIサービスの管理情報を格納するディレクトリーとして、以下の「PCMIインスタンスディレクトリー」が作成されます。
[運用資産格納ディレクトリー]\pcmi
[運用資産格納ディレクトリー]/pcmi
上記のディレクトリーには、以下のファイルが格納されます。
PCMIサービスの定義ファイル
PCMIサービスのトレースログ
Java VMプロセスが出力するログ
カレントディレクトリー
DASまたはGlassFish ServerインスタンスのJava VMプロセスのカレントディレクトリーは、以下の構成で作成されます。
カレントディレクトリーの退避先
カレントディレクトリーの退避先は、以下の構成で作成されます。
DASまたはGlassFish Serverインスタンスの起動時、カレントディレクトリーがローテーションし、以前のディレクトリーは「old.x (x:0からの連番)」のディレクトリー名で保持されます。カレントディレクトリーのローテーションは、DASまたはGlassFish Serverインスタンス単位に実施されるため、同一のGlassFish Serverクラスターに存在するGlassFish Serverインスタンスであっても、プロセスの自動再起動や縮退運用の影響により、ローテーションのタイミングが異なることがあります。
バックアップする世代数の上限は、PCMIプロファイルの「退避するカレントディレクトリの世代数」(省略値:1)で設定します。
参照
PCMIプロファイルの設定方法については、「6.2.1 PCMIプロファイルの変更方法」を参照してください。
PCMIプロファイルの定義項目については、「9.2 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。
PCMIインスタンスディレクトリーのファイル構成の詳細については、「B.3 PCMIサービスのファイル構成」を参照してください。