項番 | 制限事項 | 対処方法 | 解除予定 |
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1 | アプリケーションのオートリロードを行ったアプリケーションは、配備解除を行っても以下に存在するアプリケーションの資材が残存する場合があります。 
[運用資産格納ディレクトリー]\domains\domain1\applications\[配備解除したアプリケーション名]  
[運用資産格納ディレクトリー]/domains/domain1/applications /[配備解除したアプリケーション名] | 残存したアプリケーションの資材を手動で削除してください。 | 未定 |
2 | 外部リソースのファクトリクラスに存在しないクラス名を指定した場合、または、外部リソースのファクトリクラスに共通クラスローダから参照できないクラスを指定した場合、StackOverflowErrorが発生します。 | 外部リソースのファクトリクラスには存在するクラス名を指定してください。また、外部リソースのファクトリクラスに指定したクラスは共通クラスローダから参照できる場所に配置してください。 | 未定 |
3 | 下記のどれかの条件を満たす場合、文字化け、またはコード変換に失敗することがあります。 マルチ言語サービスのCORBAサービス環境上のCORBAサーバーアプリケーションを呼び出すCORBAクライアントアプリケーションで、サーバーアプリケーションのオブジェクトリファレンスの獲得と、IDL定義にstring/wstring/wcharのどれかの型でマルチバイト文字列を使用しているサーバーアプリケーションを、マルチスレッドで呼び出した場合 マルチ言語サービスのCORBAサービス環境上のCORBAサーバーアプリケーションを呼び出すCORBAクライアントアプリケーションで、2つ以上のコード系が違う、IDL定義にstring/wstring/wcharのどれかの型でマルチバイト文字列を使用しているサーバーアプリケーションを、マルチスレッドで呼び出した場合 Interstage for GS環境上のCORBAサーバーアプリケーションを呼び出すCORBAクライアントアプリケーションで、サーバーアプリケーションのオブジェクトリファレンスの獲得と、IDL定義にstring/wstring/char/wcharのどれかの型を使用しているサーバーアプリケーションを、マルチスレッドで呼び出した場合
| | 未定 |
4 | GlassFish Serverインスタンスの起動処理が完了した場合であっても、ライフサイクルモジュールのREADY_EVENTは完了していない場合があります。 | GlassFish Serverインスタンスの起動処理の完了前に実施する必要ある処理は、ライフサイクルモジュールのINIT_EVENTまたはSTARTUP_EVENTで実装してください。 | 未定 |
5 | 以下の条件を満たした場合、IIOPアクセスログにログが出力されません。 GlassFish ServerクラスターにEJBアプリケーションが配備されていない。かつ、 GlassFish ServerクラスターでIIOPアクセスログの出力モードにnoneが設定されていない。かつ、 GlassFish ServerクラスターからCORBAアプリケーションを呼び出す場合。
| GlassFish ServerクラスターにダミーのEJBアプリケーションを配備してください。 | 未定 |
6 | 以下の条件を満たした場合、稀にIOP00410237メッセージが出力され、クライアントアプリケーションにシステム例外を通知する場合があります。 クライアントアプリケーションからEJBアプリケーションを呼び出した場合。かつ、 非フラグメントモードが設定されていない。かつ、 通信データが最大メッセージ分割サイズを超える場合。
| IOP00410237が通知された場合は、EJBアプリケーションを、再度、呼び出してください。 | 未定 |
7 | 以下の条件を満たした場合、アプリケーションがクライアントに返却するHTTPレスポンスのBODYについて、不正な文字コードでエンコードされることがあります。 アプリケーションで下記いずれかのメソッドを用いてHTTPレスポンスの文字コードを設定している。かつ、 javax.servlet.ServletResponse#setContentType(String) javax.servlet.http.HttpServletResponse#setHeader(String, String) javax.servlet.http.HttpServletResponse#addHeader(String, String)
1.の変更後、アプリケーションでjavax.servlet.ServletResponse#reset()メソッドを実行している。かつ、 2.のメソッドを実行後、HTTPレスポンスの文字コードを再度設定していない場合。
| 以下の方法でアプリケーションを修正してください。 2.のメソッドを実行後、下記いずれかのメソッドを用いてHTTPレスポンスの文字コードを再度設定してください。 javax.servlet.ServletResponse#setContentType(String) javax.servlet.ServletResponse#setCharacterEncoding(String) javax.servlet.http.HttpServletResponse#setHeader(String, String) javax.servlet.http.HttpServletResponse#addHeader(String, String)
| 未定 |
8 | h2(HTTP/2 over TLS)を使用し、Webサーバーを経由せず直接Webコンテナにアクセスする場合は、日本語などのマルチバイト文字を含むURIにアクセスできません。 | HTTP/2通信を使用し、Webサーバーを経由せず直接Webコンテナにアクセスする場合は、以下の対処を行ってください。 | 未定 |
9 |  
下記の発生条件を満たすとき、HTTP/2通信時に以下のような現象が発生する場合があります。 現象1: HTTP/1.1形式でHTTPステータス400が返却される場合があります。 現象2: Webアプリケーションからのリクエストボディの取得に失敗する場合があります。リクエストボディを取得するAPI (例: ServletRequest.getParameter())を実行しても、受信タイムアウトで指定した時間までAPIが復帰せず、WebアプリケーションにIOExceptionが通知されたり、空のリクエストボディが返却されたりする場合があります。
[発生条件] Webサーバーを経由しない運用形態である。かつ、 GlassFishにHTTP/2でリクエストを送信する。かつ、 GlassFishに送信されるHTTP/2クライアント接続序文について、ネットワークの輻輳等によりSETTINGSフレームの到着が遅延した場合。
Webサーバーを経由する運用形態である。かつ、 Webアプリケーションでリクエストボディを取得している。かつ、 GlassFishにHTTP/2でリクエストを送信する。かつ、 GlassFishに送信されるHTTP/2クライアント接続序文について、ネットワークの輻輳等によりSETTINGSフレームの到着が遅延した場合。
| 以下の方法で対処してください。 | 次版 |
10 |  
メッセージボディを持つHTTP/2リクエストをWebコンテナが受信したとき、Webコンテナの使用メモリが増加(注)する場合があります。このため、WebコンテナがHTTP/2リクエストを多数受信した場合に、Java VMのヒープ領域不足が発生することがあります。 注)数百バイト程度、ただしリクエストの内容により増減する場合があります。 | 以下の方法で対処してください。 | 次版 |