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Interstage Application Server V13.1.0 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

3.1 ワークユニットの設計

ワークユニットはアプリケーションの運用の単位となります。そのため、1つのワークユニットには、同時に起動、停止を行うアプリケーションを設定します。
ワークユニットは運用の単位となるため、ワークユニット内の1つのアプリケーションが起因してワークユニット異常終了となった場合でも、ワークユニット内のすべてのアプリケーションも停止となります。任意のアプリケーションが原因で、他のアプリケーションに影響を及ぼしたくない場合は、ワークユニットを分けることも、考慮が必要です。

ワークユニットによる運用の対象となるアプリケーションとして、以下があります。

各アプリケーションと以降で説明する機能との対応関係は以下になります。

機能

CORBA

UTY

アプリケーションプロセス多重度

アプリケーション自動再起動

サーバアプリケーションタイマ

カレントディレクトリ

環境変数

キュー制御

キュー閉塞/閉塞解除

最大キューイング機能

滞留キュー数のアラーム通知機能

バッファ制御

優先度制御

ワークユニットのアプリケーション自動再起動失敗時の縮退運用

ワークユニットのプロセス多重度変更

○:対応  -:未対応
UTY: ユーティリティワークユニット