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Interstage Application Server V13.1.0 使用上の注意
FUJITSU Software

2.12.5 OpenJDK 8へ移行する際の注意事項

Javaヒープ、メタスペースとガーベジコレクション

JDK/JRE 7 までのJava VMでは、Javaのクラス、メソッドなどの情報を格納する領域は、Permanent世代領域に置かれていました。OpenJDK 8のJava VMでは、Permanent世代領域がなくなり、メタスペースが追加されました。

また、通常のメタスペースの他に、クラス情報の一部を格納する「Compressed Class Space 」と呼ばれる領域を使用します。この領域は、Java VM起動時に1GBのサイズだけリザーブされます。このため、psコマンドなどで仮想メモリサイズを測定した場合、JDK/JRE 7 以前と比べて、仮想メモリサイズが、1GB程度大きくなります。

詳細は、「チューニングガイド」の「OpenJDK 8のチューニング」の「Javaヒープ、メタスペースとガーベジコレクション」を参照してください。