C言語による埋め込みSQLの利用方法について説明します。なお、データベースへの接続方法については、OSSのドキュメントを参照してください。
開発、および実行するアーキテクチャのFujitsu Enterprise Postgres Clientパッケージをインストールしてください。
参照
注意
C++言語はサポートしていません。埋め込みSQL部分をC言語で記述しライブラリ化してから、C++から利用してください。
C言語による埋め込みSQLを利用する場合は、C言語用ライブラリ(libpq)を利用する場合と同様の環境設定が必要です。C言語用ライブラリでの環境設定については、“C言語用ライブラリ(libpq)”の“B.2.4.2.1 環境設定”を参照してください。
また、プレコンパイラecpgに対する以下のパスを設定してください。
<Fujitsu Enterprise Postgres クライアント機能のインストールディレクトリ>/bin
<Fujitsu Enterprise Postgres クライアント機能のインストールディレクトリ>\bin
メッセージの言語およびアプリケーションが使用する符号化方式の設定については、C言語用ライブラリを利用する場合と同様の環境設定が必要です。
ただし、埋め込みSQLでは、符号化方式の設定において、PQsetClientEncoding関数は使用できません。埋め込みSQLでSETコマンドを使用し、client_encodingに符号化方式を指定してください
C言語用ライブラリでの設定については、“C言語用ライブラリ(libpq)”の“B.2.4.2.2 メッセージの言語およびアプリケーションが使用する符号化方式の設定”を参照してください。
通信データを暗号化する場合は、C言語用ライブラリ(libpq)を利用する場合と同様の設定が必要です。
C言語用ライブラリでの環境設定については、“C言語用ライブラリ(libpq)”の“B.2.4.2.3 通信データを暗号化する場合の設定”を参照してください。