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Enterprise Postgres 15 Community Edition ユーザーズガイド

B.2.1 JDBCドライバ

JDBCドライバの利用方法について説明します。なお、通信データの暗号化方法、およびデータベースへの接続方法については、OSSのドキュメントを参照してください。

B.2.1.1 開発環境

JDBCドライバを使用したアプリケーションの開発、および実行環境について説明します。

B.2.1.1.1 JDKまたはJREとの組合せ

JDBCドライバが動作可能なJDKまたはJREとの組合せについては、以下を参照してください。

B.2.1.2 セットアップ

JDBCドライバを使用するための環境設定について説明します。

B.2.1.2.1 環境設定

JDBCドライバの実行環境として、環境変数CLASSPATHの設定が必要です。

JDBCドライバファイルの名前は以下のとおりです。

postgresql-jdbc42.jar

JDK 8、JRE 8、JDK 11、JRE 11、JDK 17またはJRE 17の、どの環境を使用する場合でも同じです。

以降では、環境変数CLASSPATHの設定例を説明します。

なお、“<x>”は製品のバージョンを示します。

B.2.1.2.2 メッセージの言語およびアプリケーションが使用する符号化方式の設定

JDBCドライバを利用する場合は、JDBCドライバが自動的にクライアント側の符号化方式をUTF-8に設定するので、符号化方式を設定することはできません。

参照

符号化方式については、“PostgreSQL Documentation”の“Server Administration”の“Automatic Character Set Conversion Between Server and Client”を参照してください。

言語の設定

アプリケーション実行環境の言語設定は、データベースサーバのメッセージロケールの設定と合わせる必要があります。

言語の設定は、システムプロパティ“user.language”で設定します。

  

システムプロパティを指定したJavaコマンドの起動例

java -Duser.language=ja TestClass1