1.1.1 並列分散処理の起動

各サーバのOSを起動した後、以下の順序で並列分散処理を起動してください。

1.1.1.1 Apache ZooKeeperの起動

Apache ZooKeeperの起動の手順を以下に示します。

Apache ZooKeeper の起動
マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)、開発実行環境サーバで、以下を実行してApache ZooKeeperを起動します。
```
# sudo -i -u zookeeper /opt/FJSVbsb/bdpp/engine/zookeeper/bin/zkServer.sh start <Enter>
```

1.1.1.2 HDFSの起動

HDFS 起動の手順を以下に示します。

HDFS の起動
マスタサーバ(プライマリ)で、以下を実行してHDFSを起動します。
```
# sudo -i -u hdfs /opt/FJSVbsb/bdpp/engine/hadoop/sbin/start-dfs.sh <Enter>
```

1.1.1.3 ResourceManager/NodeManagerの起動

ResourceManager/NodeManager 起動の手順を以下に示します。

マスタサーバ(プライマリ)上のResourceManager/NodeManager の起動
マスタサーバ(プライマリ)で、以下を実行してResourceManager/NodeManagerを起動します。
```
# sudo -i -u yarn /opt/FJSVbsb/bdpp/engine/hadoop/sbin/start-yarn.sh <Enter>
```

1.1.1.4 Spark履歴サーバの起動

Spark履歴サーバ起動の手順を以下に示します。

Spark履歴サーバの起動

マスタサーバ(プライマリ)で、以下を実行してSpark履歴サーバを起動します。

# su - yarn <Enter>
$ export SPARK_HISTORY_OPTS="${SPARK_HISTORY_OPTS} -Dspark.history.ui.port=<Spark履歴サーバで利用するポート番号(注)>" <Enter>
$ /opt/FJSVbsb/bdpp/engine/spark/sbin/start-history-server.sh <Enter>

注) 任意。本オプション未指定時は18080が設定されます。

注意

Sparkを利用しない場合、本手順の実施は不要です。