[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL
[原因1]
リスト管理サーバの環境設定、またはクライアントのオプション設定で、ポート番号を変更している。
[対処1]
以下で設定しているポート番号が一致しているか、確認してください。一致していない場合、正しいポート番号を両方に設定してください。なお、ポート番号の初期値は「9243」です。
リスト管理サーバの環境設定
Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【接続】タブ
Solaris版(V8.0.0以降)の場合:サーバ動作環境ファイルのポート番号(LWSV-PORT)
Solaris版(6.0)の場合:リスト管理サーバの/etc/servicesファイルで定義している、サービス名"ListWORKS"のポート番号
リストナビのオプション
【ツール】-【オプション】ダイアログボックスの【接続】タブ
[原因2]
≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫
データベースのセットアップが行われていなかった。
[対処2]
以下の手順で対処してください。
データベースのセットアップを行ってください。
データベースに正しく接続できるか確認してください。
Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの【接続確認】ボタン
Solaris版:lvsetenvコマンド(-t)
[原因3]
≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫
リスト管理サーバ環境設定でデータベースのホスト名に誤りがあり、データベース接続を行うことができなかった。
Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブのホスト名
Solaris版:サーバ動作環境ファイルのデータベースの接続ホスト名(DB-HOSTNAME)
[対処3]
データベースのホスト名を正しい内容に変更してください。また、変更後は[対処2]の2の方法で、データベースに正しく接続できるか確認してください。
[原因4]
≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫
データベース(Symfoware)への接続アカウントのパスワードに誤りがあり、データベース接続を行うことができなかった。特にWindows版の場合、Administratorのパスワードの変更に伴い、リスト管理サーバ環境設定で【認証】タブのアカウント情報は変更したが【データベース】タブのパスワード変更を忘れた可能性がある。
[対処4]
リスト管理サーバの環境設定で、データベースへの接続アカウントのパスワードを正しい内容に変更してください。
Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの「パスワード」
Solaris版:lvsetenvコマンド(-p)
また、変更後は[対処2]の2の方法で、データベースに正しく接続できるか確認してください。
[原因5]
≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫
データベース(Oracle)への接続アカウントのユーザIDに誤りがあり、 データベース接続を行うことができなかった。
[対処5]
リスト管理サーバの環境設定で、データベースへの接続アカウントのユーザIDを"LW"に変更してください。
Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの「ユーザID」
Solaris版:サーバ動作環境ファイルのデータベースの接続ユーザID(DB-UID)
また、変更後は[対処2]の2の方法で、データベースに正しく接続できるか確認してください。
[原因6]
Windows ファイアウォールが有効の場合、List Worksで使用するポートがブロックされる。
[対処6]
リスト管理サーバおよびクライアントのWindows ファイアウォールの設定を確認してください。
Windows ファイアウォールの設定が「有効」の場合は、“付録B Windows ファイアウォールの設定”を参照し、リスト管理サーバが使用するポート番号を「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定します。「無効」の場合は、設定不要です。
「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定するポート番号は、「9243(List Worksの既定値)」です。
■リスト管理サーバがWindows Server 2008 R2/2012の場合
上記のポート番号を「受信の規則」に設定します。
■クライアントがWindows 7/8/8.1/10、またはWindows Server 2008 R2/2012/2016/2019/2022の場合
上記のポート番号を「送信の規則」に設定します。