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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

A.1.20 クライアントからサーバに接続したところ、エラーメッセージが出力される。
「イベントID:2202 クライアントのアクセストークンの取得に失敗しました。権限がありません。クライアントとの通信を中断します。」

[詳細]

イベントID:2202

クライアント(IPアドレス:xxx.xxx.xxx.xxx,ユーザ ID:xxxxxx)のアクセス トークンの取得に失敗しました。権限がありません。クライアントとの通信を中断します。RC = 65036202,DC = 0522

クライアントメッセージ:リスト管理サーバに接続できません。ログイン時にエラーが発生しました。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1

接続したユーザに、「ローカルログオン」権限と「オペレーティングシステムの一部として機能」の権限がない。

[対処1

接続しようとしているユーザに、「ローカルログオン」権限を設定してください。

以下の手順で設定します。

なお、以下の方法は、List Worksがメンバーサーバにインストールされている場合の手順です。

ドメインサーバにインストールされている場合は、ドメインコントローラセキュリティポリシーとしてお読みかえください。

■Windows Server 2008/2012/2016/2019/2022の場合

  1. 【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティポリシー】ダイアログボックスを表示します。

    【セキュリティの設定】の【ローカルポリシー】の【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。

  2. ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオンを許可する】をダブルクリックして、【ローカルログオンを許可するのプロパティ】ダイアログボックスを表示します。

  3. 一覧に管理者のユーザ名が表示されていない場合は、【ユーザーまたはグループの追加】ボタンをクリックして管理者のユーザ名を追加します。

■Windows Server 2003の場合

  1. 【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティ設定】ダイアログボックスを表示します。

    【セキュリティの設定】の【ローカルポリシー】の【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。

  2. ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオンを許可する】をダブルクリックして、【ローカルログオンを許可するのプロパティ】ダイアログボックスを表示します。

  3. 一覧に管理者のユーザ名が表示されていない場合は、【ユーザーまたはグループの追加】ボタンをクリックして管理者のユーザ名を追加します。

■Windows 2000 Serverの場合

  1. 【スタート】メニューの【プログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より、【ローカルセキュリティ設定】ダイアログボックスを表示します。

    ウィンドウ左側部分の【ツリー】タブから、【セキュリティの設定】-【ローカルポリシー】-【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。

  2. ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオン】をダブルクリックして、【ローカルセキュリティポリシーの設定】ダイアログボックスを表示します。

  3. 「適用先」にユーザまたはグループを追加してください。

  4. 2と3の操作を繰り返し、「オペレーティングシステムの一部として機能」も追加してください。


[原因2

OSに対しユーザを作成した時に「ユーザは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」にチェックが入っている。

[対処2

該当ユーザの「ユーザは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」の設定を無効にしてください。

「ユーザはパスワードを変更できない」か「パスワードを無期限にする」のいずれかに設定します。