[発生するVL]
Windows版全VL
[原因1]
List Worksでサポートしていない文字サイズの外字が登録されている。
[説明1]
List Worksでサポートしている外字の文字サイズは、以下のとおりです。
32×32ドット
64×64ドット(注)
注:
V10.3.0以降のとき、Windows上で作成したList Creator帳票で、Unicode外字(0xE000~0xF8FF)を扱う場合のみ使用できます。
[対処1]
List Worksでサポートしている文字サイズの外字を、登録してください。
[原因2]
JEF拡張漢字や利用者定義文字に対応する文字コードまたは文字パターンが存在しない。
[説明2]
処理フローは以下の通りです。
文字コードへ変換 → 文字コード ↓NG OK 文字パターンへ変換 → 文字パターン ↓NG OK 「〓」へ変換
[対処2]
以下のことを確認してください。
■外字に関する環境設定
環境設定で、「外字の扱い」について「文字コード」がチェックされていることを確認してください。
富士通ホスト帳票の場合
V6.0L10:リストナビの【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックスの【登録】タブ
V7.0L10以降:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【登録】タブ
NetCOBOL/MeFt帳票、List Creator帳票の場合(アプリケーションサーバとList Worksサーバが同一)
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【登録】タブ
NetCOBOL/MeFt帳票、List Creator帳票の場合(アプリケーションサーバとList Worksサーバが別)
アプリケーションサーバ上の【帳票データ転送アダプタ 環境設定】ダイアログボックスの【登録】タブ
■Charset Managerの文字コード変換表(usrtbl)
文字コード変換表(usrtbl)に、該当する文字コードの対応定義が存在することを確認してください。
また、文字コードのSJISMSとJEFの対応定義が存在することを確認してください。
■文字パターン
分散印刷運用の場合
Charset Manager、またはPLOP/Xを使用して富士通ホストから追加文字セットを転送してあることを確認してください。
ファイル転送運用の場合
ADJUSTで変換した文字パターンを、以下の格納場所にLVUSERのファイル名で格納してあることを確認してください。
格納場所は以下のとおりです。
【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックス(V6.0L10)または【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックス(V7.0L10以降)で指定した印刷資源の格納場所\PATTERNフォルダ
[原因3]
Windowsにログオンしているユーザが、帳票で使用しているフォントのフォントファイルに対して、「読み取りと実行」以上の権限がない。
[対処3]
帳票で使用しているフォントのフォントファイルに対して、「読み取りと実行」以上の権限を設定してください。