[発生するVL]
Windows版V7.0L10~V10.3.3
[原因]
旧移行ツールの仕様である。
旧移行ツールは、旧移行ツール(F5CWFRGD.EXE)で指定される「フォルダの場所」で、移行されているかどうかを判断する。以前移行した同一フォルダを指定し移行を再実行したため、移行済と判断した。
[対処]
以下の手順により再実行してください。
移行し直すフォルダを、エクスプローラなどを利用して、以前とは別の場所に移動します。(他の保管フォルダ配下へは、移動しないでください。)
旧移行ツール(F5CWFRGD.EXE)を起動します。
「フォルダの場所」に1の移動先のフォルダを指定します。
「フォルダ名」も以前とは別の名前を指定してください。
【追加】ボタンをクリックします。
【OK】ボタンをクリックして旧移行ツール(F5CWFRGD.EXE)を実行します。
移行情報ファイルを準備し、移行ツール(F5CWTRLW.EXE)を使用して、新しいバージョンレベルの環境へ移行してください。
≪注意≫
移行情報ファイルのAfterFolderに指定する移行先フォルダのパスには、移行先サーバで保管フォルダとしてすでに使用されているフォルダ、およびその配下のフォルダは指定しないでください。
移行情報ファイルのAfterNameに指定する移行先保管フォルダ名には、移行先サーバの保管フォルダ(第一階層)ですでに使用されている保管フォルダ名は指定しないでください。
データベースがSymfowareの場合、データベースにロードするコマンドは、ローダコマンド(rdbsloader)ではなく、追加コマンドのrdbsaloaderです。絶対に間違えることのないようにしてください。