[メッセージの意味]
裁定サーバの裁定定義ファイルのパラメータheartbeat_intervalの値に対して、サーバ定義ファイルで設定しているOS/サーバの異常監視のパラメータの値が小さすぎるため、データベースサーバの裁定処理が遅延する可能性があります。
[パラメタの意味]
{0}: サーバ識別子
{1}: ファイル名
[システムの処理]
mc_ctlコマンドのstartモードの実行方法によって、以下のいずれかの処理を行います。
- --async-connect-arbiterオプションを指定していない場合
処理を中止します。
- --async-connect-arbiterオプションを指定している場合
処理を継続します。
[利用者の処置]
mc_ctlコマンドのstartモードの実行方法によって、以下のいずれかの対処を行ってください。
- --async-connect-arbiterオプションを指定していない場合
メッセージ本文の内容と”クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”の裁定サーバを利用して自動縮退を行う運用の異常監視のチューニングの説明をもとに、OS/サーバの異常監視のパラメータを適切な値に設定した後に、mc_ctlコマンドを再実行してください。
- --async-connect-arbiterオプションを指定している場合
メッセージ本文の内容と”クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”の裁定サーバを利用して自動縮退を行う運用の異常監視のチューニングの説明をもとに、OS/サーバの異常監視のパラメータを適切な値に設定した後に、mc_ctlコマンドを実行し、Mirroring Controllerを再起動させてください。