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Enterprise Postgres 15 クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)

C.2 裁定コマンド

形式

Mirroring Controllerプロセスが裁定コマンドを呼び出す際の引数は以下です。

裁定コマンド名 サーバ識別子 サーバ識別子 センタ種別

入力

サーバ識別子

裁定コマンドを呼び出したデータベースサーバのサーバ識別子

サーバ識別子

裁定対象のデータベースサーバのサーバ識別子

センタ種別

固定値(“primarycenter”が設定されます)

出力

復帰値

0: 裁定対象のデータベースサーバを異常と判断し、Mirroring Controllerによる縮退処理を継続します。

0以外:裁定対象のデータベースサーバを正常と判断し、Mirroring Controllerによる縮退処理を中断します。

説明

入力のサーバ識別子を元に裁定対象のデータベースサーバを特定し、サーバの状態を確認するための処理を実装します。

注釈