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Enterprise Postgres 15 セキュリティ運用ガイド

6.6.1 セットアップ

構築済みのデータベース多重化環境に監査ログ機能をセットアップする場合、以下の手順でセットアップしてください。

  1. pgauditのファイルコピー

    プライマリサーバおよびスタンバイサーバでpgauditのファイルをコピーします。

    pgauditのファイルのコピーについては、“6.2 セットアップ”の手順1を参照してください。

  2. pgaudit設定ファイルの作成

    プライマリサーバでpgaudit設定ファイルを作成します。また、作成したpgaudit設定ファイルをスタンバイサーバにコピーします。

    pgaudit設定ファイルの作成については、“6.2 セットアップ”の手順2を参照してください。

  3. postgresql.confの設定

    プライマリサーバおよびスタンバイサーバのpostgresql.confに、監査ログを利用するためのパラメータを設定します。パラメータには、同じ値を設定してください。

    設定するパラメータについては、“6.2 セットアップ”の手順3および“6.6.2 監査ログ取得の設定”を参照してください。

  4. Mirroring Controllerのサーバ識別子.confファイルの設定

    プライマリサーバおよびスタンバイサーバのサーバ識別子.confファイルに、監査ログを利用するためのパラメータを設定します。

    設定するパラメータについては、“6.6.2 監査ログ取得の設定”を参照してください。

  5. インスタンスの起動

    プライマリサーバおよびスタンバイサーバのインスタンスを起動します。

  6. pgauditエクステンションの作成

    プライマリサーバでCREATE EXTENSIONを使用し、pgauditエクステンションを作成します。

    pgauditエクステンションの作成については、“6.2 セットアップ”の手順5を参照してください。

  7. pgaudit設定ファイルのパラメータ設定

    プライマリサーバでpgaudit設定ファイルのパラメータを追加/変更します。追加/変更したpgaudit設定ファイルは、スタンバイサーバにコピーします。

    設定するパラメータについては、“6.3 pgaudit設定ファイル”および“6.6.2 監査ログ取得の設定”を参照してください。

  8. インスタンスの再起動

    プライマリサーバおよびスタンバイサーバのインスタンスを再起動します。