環境構築や運用中に発生したトラブルの原因が判明しない場合、初期調査のための情報を採取します。
初期調査のための情報の採取方法について説明します。
FJQSS(資料採取ツール)で、初期調査のための情報を採取してください。
pgx_fjqssinfコマンドを使用して、初期調査のための情報を採取してください。
参照
FJQSSの使用方法については、FJQSSのマニュアルを参照してください。
pgx_fjqssinfコマンドについては、“リファレンス”の“pgx_fjqssinf”を参照してください。
注意
FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、必ず以下の環境変数を設定してください。
Fujitsu Enterprise Postgresを使用するために必要な環境変数
詳細は“導入ガイド(サーバ編)”の“initdbコマンドを使用する場合”において、インスタンスの作成手順の“環境変数の設定”を参照してください。
PGDATA
データ格納先を設定してください。
PGDATABASE
初期調査のための情報を採取する対象のデータベース名を設定してください。
PGPORT
インスタンスのポート番号を設定してください。デフォルトのポート番号(27500)を変更していない場合は設定不要です。
PGUSER
データベースのスーパーユーザーを設定してください。
設定したデータベースのスーパーユーザーは、クライント認証ができるよう設定してください。
FJQSSはtemplate1データベースに対してTCP/IP接続を行い、データベースの情報を取得します。
FSEP_HOME
Fujitsu Enterprise Postgresのインストールディレクトリを設定してください。
データベース多重化運用を行う場合は、“クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”の“障害調査情報の採取”を参照してください。