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Enterprise Postgres 15 運用ガイド

8.4 アプリケーションの接続状態の監視

Fujitsu Enterprise Postgresは、更新、削除されたデータを即座に削除しません。バキュームにより、参照するトランザクションが存在しないと判断した場合、これらの不要データを回収します。

しかし、長時間接続したコネクションや、資源を占有したコネクションが存在している場合、不要データが回収されず、データベースが膨張して、データベースの性能劣化となる可能性があります。

参照

バキュームの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Server Administration”の“Routine Vacuuming”を参照してください。

  

このような場合、原因となるコネクションを監視することで、データベースの性能劣化を抑止できます。

長時間、待ち状態となっているコネクションを監視するには、以下の2つの方法があります。