高速データロード機能で使用するメモリの見積り式について説明します。
使用メモリ量の概算は、次の式で見積もってください。
高速データロード機能で使用するメモリ量 = (pgx_loaderの制御関数のプロセスの使用最大メモリ量 + pgx_loaderのコマンドの使用最大メモリ量) × 同時実行コマンド数 pgx_loaderの制御関数のプロセスの使用最大メモリ量 =バックエンドプロセスの使用最大メモリ量:6メガバイト + 並列ワーカの使用最大メモリ量:6メガバイト × 並列ワーカ数 + 動的に作成された共有メモリ量:80メガバイト × 並列ワーカ数 pgx_loaderのコマンドの使用最大メモリ量 = 9メガバイト
ポイント
上記の見積り式で算出した消費サイズに加えて、shared_buffersパラメータで見積もられた共有メモリ上のデータベースキャッシュが、本機能により投入されるデータ(テーブルおよびインデックスのキー)のサイズに応じて消費されます。“E.1 テーブルサイズの見積り”および“E.2 インデックスサイズの見積り”を参照して、適切なshared_buffersを見積もってください。