様々なメタデータを保存するために、WebAdminで外部データベースを使用するように設定することができます。外部データベースは、作成されたすべてのインスタンスを管理するための情報を格納するリポジトリとして使用できます。Fujitsu Enterprise PostgresデータベースまたはOpen Source PostgreSQL V9.2以降のデータベースを使用できます。
WebAdminのリポジトリとして外部データベースを使用することで、WebAdminをより柔軟に管理できます。pgAdminやコマンドラインツールを使用して、必要に応じて外部データベースを管理、バックアップ、およびリストアすることができ、ユーザーにとってより柔軟な作業と幅広い管理が可能となります。
以下の手順に従ってリポジトリをセットアップしてください。
WebAdminを有効にし、データベースサーバにログインします。
[設定]タブをクリックしてから、[WebAdminリポジトリ設定]セクションのをクリックします。
以下の項目を入力します。
[ホスト名]:データベースサーバのホスト名
[ポート]:データベースサーバのポート番号
[データベース名]:データベース名
[ユーザー名]:データベースにアクセスするためのユーザー名
[ユーザーパスワード]:データベースユーザーのパスワード
注意
データベースの種類
Fujitsu Enterprise Postgresデータベースをリポジトリとして使用することをお薦めします。または、互換性のあるPostgreSQLデータベースを使用してください。
[接続をテストする]をクリックして、入力された値が有効であること、およびWebAdminが対象データベースに接続できることを確認するようお薦めします。
ホスト名、データベース名、ユーザー名、ユーザパスワードに指定できない文字については、“付録C WebAdminで使用できない文字 ”を参照してください。
をクリックしてリポジトリの詳細を登録します。
注意
リポジトリがセットアップされると、WebAdminにログインしているユーザーは何度でもリポジトリを変更することができます。
リポジトリを変更する場合、以下を参考にしてください。
データベースに事前にバックアップを読み込んでおくことをお薦めします。
データを事前に読み込んでいなかった場合、WebAdminが新しいリポジトリを作成します。
WebAdminがインスタンス作成のためにすでに使用されていても、データベースリポジトリをセットアップすることができます。この場合、作成済みのインスタンスをそのまま使用し続けることができます。
リポジトリとして使用されているインスタンスが止まると、WebAdminは使えなくなります。このため、コマンドラインからインスタンスを起動するようにお薦めします。何かの理由でインスタンスが止まった場合、コマンドラインからインスタンスを起動するとWebAdminを再び使えるようになります。