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Enterprise Postgres 15 導入ガイド(サーバ編)

B.1.1 WebAdminのセットアップ

以下の手順でWebAdminをセットアップしてください。

  1. スーパーユーザーへの変更

    システム上でスーパーユーザーになります。

    $ su -
    Password:******
  2. WebAdminのセットアップ

    WebAdminのセットアップをします。

    WebAdminが “/opt/fsepv<x>webadmin”にインストールされている場合

    # cd /opt/fsepv<x>webadmin/sbin
    # ./WebAdminSetup
  3. ポート番号の指定

    WebAdminで使用する以下のポート番号を指定します。

    /etc/servicesファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別の番号に変更してください。

    なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。

    項目

    値(推奨値)

    Webサーバのポート番号
    enter port number of Web Server (default: 27515):

    27515

    WebAdminの内部ポート番号
    enter Internal port number for WebAdmin (default: 27516):

    27516

    WebAdminの自動起動
    Start WebAdmin automatically when system starting ? [y,n] (default: y)

    y

Webサーバのポート番号

WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。

Webサーバのポート番号は、/etc/servicesファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。

fsep_150_WA_64_WebAdmin_Port1

WebAdminの内部ポート番号

WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。

WebAdminの内部ポート番号は、/etc/servicesファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。

fsep_150_WA_64_WebAdmin_Port2

WebAdminの自動起動

マシンを起動したとき、WebAdminを起動するか否かを選択します。

注意

  • 未使用のポート番号
    OSや他の製品において、/etc/servicesファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。

  • アクセス制限
    ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。

  • ポートのアクセス許可
    ファイアウォールなどでポートが塞がれている(アクセス許可されていない)場合は、使用するポートに対し、アクセスできるように許可してください。ポートを開ける(アクセス許可を与える)方法については、ご使用のベンダーのドキュメントを参照してください。
    なお、ポートを開ける際には、十分セキュリティ上のリスクを考慮してください。

  • ポート番号の変更
    WebAdminを複数サーバモードで使用しているときは、インスタンスを作成したあとにWebAdminのポート番号を変更しないことをお薦めします。これは、ポート番号が変更されたあとは、作成されたインスタンスにWebAdminからアクセスできない場合があるからです。