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Enterprise Postgres 15 導入ガイド(サーバ編)

4.5.1 エラーログの設定

アプリケーションや運用操作で発生したエラーを監視したり、原因の追跡を行いやすくするための設定について説明します。

エラーログの設定は、initdbコマンドでインスタンスを作成した場合だけ行ってください。

WebAdminでインスタンスを作成した場合は、すでにエラーログの設定が行われているため、設定する必要はありません。

また、一部のパラメータはWebAdminが使用しているため、変更するとWebAdminが正しく動作しません。詳細は、“付録D 設定パラメータ”を参照してください。

注意

システムログは、他のインスタンスの管理者に参照されないよう、必要に応じてサーバログに出力先を設定してください。

アプリケーションのエラーは、システムログやサーバログに出力されます。システムログやサーバログの出力先のディレクトリには、インスタンス管理者以外の人に参照されないよう、アクセス権限を設定してください。

postgresql.confの以下のパラメータを編集してください。

パラメータ名

パラメータの意味

設定を有効にする方法

syslog_ident

複数のインスタンスを利用する場合に、システムログに出力するメッセージを識別するために、メッセージにつけるラベルを指定します。

pg_ctlコマンドのreloadモード

logging_collector

インスタンスが出力するメッセージをサーバログファイルに出力するように、“on”を指定します。サーバログファイルは、データベースクラスタ内のlogディレクトリの下に作成されます。

pg_ctlコマンドのrestartモード

log_destination

インスタンスが出力するメッセージを、画面とシステムログに出力するように、“stderr,syslog”を指定します。

pg_ctlコマンドのreloadモード

log_line_prefix

インスタンスが出力するメッセージの先頭につける情報を指定します。これらの情報はメッセージの自動監視に便利です。

SQLSTATE値、出力時刻、実行したホスト、アプリケーション名、ユーザーIDを出力することができます。

詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“What To Log”を参照してください。

例)log_line_prefix = '%e: %t [%p]: [%l-1] user = %u,db = %d,remote = %r app = %a '

pg_ctlコマンドのreloadモード

ポイント

  • システムログに出力されるアプリケーションのエラーを少なくするためには、 “PostgreSQL Documentation”の“When To Log”および“What To Log”を参照して、出力するメッセージの内容が少なくなるように設定してください。

  • エラーを、他のソフトウェアと分けて出力するためには、“PostgreSQL Documentation”の“Where To Log”を参照し、システムログではなくサーバログファイルに出力を行うように設定してください。