Fujitsu Enterprise Postgresを使用するためには、以下に示す基本ソフトウェアのいずれかが必要です。
RHEL7.4以降
RHEL8.2以降
RHEL9.0以降
SLES 12 SP5
SLES 15 SP3以降
注意
PRIMECLUSTERと連携したフェイルオーバ運用を行う場合は、SLESは使用できません。
参考
RHEL7での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
alsa-lib |
|
audit-libs |
|
dstat | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
gdb | FJQSSを実行するために必要です。 |
glibc |
|
glibc.i686 |
|
iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
|
libmemcached | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libselinux | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ |
|
libtool-ltdl | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
libzstd | |
llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン10.0.xが必要です。libLLVM-10.soを含むパッケージをインストールしてください。例えば、Red Hat Developer ToolsおよびRed Hat Software Collectionsで公開されている“llvm-toolset-10.0-llvmlibs”には、libLLVM-10.soが含まれています。 Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
lz4 |
|
ncurses-libs |
|
net-tools |
|
nss-softokn-freebl |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
protobuf-c | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
redhat-lsb |
|
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sysstat | FJQSSを使用する場合に必要です。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
|
xz-libs |
|
zlib |
|
RHEL8での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
alsa-lib |
|
audit-libs |
|
cyrus-sasl-lib |
|
gdb | FJQSSを実行するために必要です。 |
pcp-system-tools | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
glibc |
|
glibc.i686 |
|
iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
libnsl2 |
|
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
|
libmemcached | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libselinux | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ |
|
libtool-ltdl | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
libzstd | |
llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン13.0.x、12.0.x、11.0.x、10.0.x、9.0.xのいずれかが必要です。 libLLVM-13.so、libLLVM-12.so、libLLVM-11.so、libLLVM-10.so、libLLVM-9.soのいずれかを含むパッケージをインストールしてください。 例えば、Application Streamsで公開されている“llvm-libs”のバージョン13.0.xには、libLLVM-13.soが含まれています。 デフォルトでは、バージョン13.0.xを使用します。 バージョン13.0.x以外のバージョンを使用する場合には、postgresql.confのjit_providerパラメータに、利用するバージョンを指定してください。 例えば、バージョン12.0.xを使用する場合には、llvmjit-vsn12と指定してください。Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation(JIT)”を参照してください。 |
lz4-libs |
|
ncurses-libs |
|
net-tools |
|
nss-softokn-freebl |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
protobuf-c | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
redhat-lsb |
|
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sysstat | FJQSSを使用する場合に必要です。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
|
xz-libs |
|
zlib |
|
RHEL9での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
alsa-lib |
|
audit-libs |
|
cyrus-sasl-lib |
|
gdb | FJQSSを実行するために必要です。 |
pcp-system-tools | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
glibc |
|
glibc.i686 |
|
iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
libnsl2 |
|
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
|
libmemcached-awesome | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libselinux | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ |
|
libtool-ltdl | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
libzstd | |
llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン13.0.xが必要です。 libLLVM-13.soを含むパッケージをインストールしてください。 例えば、Application Streamsで公開されている“llvm-libs”のバージョン13.0.xには、libLLVM-13.soが含まれています。 Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation(JIT)”を参照してください。 |
lz4-libs |
|
ncurses-libs |
|
net-tools |
|
nss-softokn-freebl |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
protobuf-c | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sysstat | FJQSSを使用する場合に必要です。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
|
xz-libs |
|
zlib |
|
SLES 12での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
dstat | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
gdb | FJQSSを実行するために必要です。 |
glibc |
|
glibc-32bit |
|
iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
JRE 8 | インストーラ、データベース多重化機能およびWebAdminを使用する場合に必要です。
|
libasound2 |
|
libaudit1 |
|
libfreebl3 |
|
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
|
libltdl7 | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
liblz4-1_7 |
|
liblzma5 |
|
libmemcached | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libncurses5 |
|
libstdc++ |
|
libz1 |
|
libzstd1 | |
llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン7.0.xが必要です。libLLVM.so.7を含むパッケージをインストールしてください。例えば、SLES12-SP5-Updatesで公開されている“libLLVM7”には、libLLVM.so.7が含まれています。 Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
net-tools |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sysstat | FJQSSを使用する場合に必要です。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
|
SLES 15での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
dstat | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
gdb |
|
glibc |
|
glibc-32bit |
|
iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
JRE 8 | インストーラ、データベース多重化機能およびWebAdminを使用する場合に必要です。
|
libasound2 |
|
libaudit1 |
|
libfreebl3 |
|
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
|
libltdl7 | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
liblz4-1 |
|
liblzma5 |
|
libmemcached | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libncurses5 |
|
libstdc++ |
|
libz1 |
|
libzstd1 | |
llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン7.0.xが必要です。libLLVM.so.7を含むパッケージをインストールしてください。例えば、SLE-Module-Basesystem15-SP3-Updatesで公開されている“libLLVM7”には、libLLVM.so.7が含まれています。 Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
net-tools |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
protobuf-c | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sysstat | インストール後、sarコマンドのセットアップを行ってください。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
|