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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド(Textアダプタ編)
FUJITSU Software

2.7.2 複合検索条件指定のCONTAINS関数

Textアダプタでは、同じ表の複数の列に対してAccela BizSearchのインデックスを対応づけることができます。また、CONTAINS関数に複合検索条件を指定することで、複数の列に対応するフィールドに対して1回のCONTAINS関数で検索を行うことができます。この例を以下の図に示します。

図2.15 複合検索条件指定のCONTAINS関数の例

図の例では、「書籍」列と「概要」列を全文検索の対象とし、それぞれフィールド名「title」、「contents」としてAccela BizSearchのインデックスを作成しています。Textアダプタ定義は、これらの検索対象の列とAccela BizSearchのインデックスに各フィールドとの対応関係を規定しています。

このような場合、図に示すように、CONTAINS関数により、「書名」列と「概要」列に対応する「title」フィールド、「contents」フィールドの両方に対しての条件を合わせて指定(複合検索条件指定)することができます。例では、「「title」フィールドまたは「contents」フィールドに「富士通」というキーワードが含まれる」という検索条件を指定しています。複合検索条件指定の場合、次のルールでCONTAINS関数を記述します。