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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド(Textアダプタ編)
FUJITSU Software

2.5.1 検索データベースとインデックス

ここでは、以下の資源の関係を説明します。

各資源の基本的な関係を、以下に示します。

注意

検索の単位が異なる場合や、インデックスの構造が異なる場合は、検索データベースを分けて作成してください。
また、インデックス対象とするデータベースの表が異なる場合、それぞれ別の検索データベースとインデックスを作成してください。

各資源の基本的な組み合わせパターンについて説明します。

1つの表に1つのインデックスを対応付ける

インデックス対象とする1つの表ごとにインデックスを作成します。以下の図に各資源の関係を示します。

図2.9 1つの表に対して1つのインデックスを対応付ける場合

検索データベースに複数のインデックスを対応付ける場合

たとえば、インデックスごとに運用単位が異なる場合に効果があります。あるインデックスは、日ごとに更新し、別のインデックスは、月ごとに更新するような場合には、インデックスを分けることにより、以下のように効率的な運用ができます。

  • インデックスの更新に伴う検索サービスの停止時間の短縮

  • 1回のインデックスの更新に使用するディスク使用量の削減

  • 1回のインデックスの更新に伴うインデックスのバックアップコストの削減

表を構成するDSIごとにインデックスを作成します。以下の図に各資源の関係を示します。

図2.10 検索データベースに複数のインデックスを対応付ける場合