名前
dxsetupdb - DBミラーリングシステムのデータベース資源の作成
形式
dxsetupdb [ -u { S | M | L } ]
機能説明
DBミラーリングシステムのデータベース資源を作成します。
オプション
DBミラーリングシステムの資源の規模を指定します。
-uオプションのすべてを省略した場合は、-uオプションに“S”が指定されたものとみなされます。
S、M、Lを指定した場合のRLP管理オブジェクトの全体スペース量は以下のとおりです。
規模 | RLP管理オブジェクトの全体スペース量 |
---|---|
S | 10メガバイト |
M | 20メガバイト |
L | 40メガバイト |
使用例
DBミラーリングシステムが使用するデータベース資源を“S”の規模で作成します。
dxsetupdb
DBミラーリングシステムが使用するデータベース資源を“M”の規模で作成します。
dxsetupdb -u M
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
本コマンドは、“Administrators”グループに属するユーザで実行してください。
本コマンドは、モニタデーモンの起動状態に関係なく実行可能です。
Symfoware/RDBの起動状態、または、DBミラーリングサービスの状態による本コマンドの実行可否については“データベース二重化導入運用ガイド”を参照してください。
DBミラーリングシステムが使用するデータベース資源の作成は、正系ノードで行ってください。
DBミラーリングシステムが使用するデータベース資源の作成は、ファイル資源を作成してから行ってください。
規模は表DSI数と順序数の総和を目安にしてください。
S: 表DSI数と順序数の総和が1250個程度まで
M: 表DSI数と順序数の総和が2500個程度まで
L: 表DSI数と順序数の総和が5000個程度まで