Mirroring Controllerを利用している場合のデータベースの異常監視処理でのリカバリ操作は、副系ノードでDBミラーリングサービスのリカバリ停止を行ってからリカバリ作業を行います。
操作の手順
データベースサーバ2の操作
データベースの異常監視処理での異常を通知するメッセージを確認します。
22005: Symfoware/RDBのロググループ管理ファイルに閉塞を検出しました
22006: Symfoware/RDBのログ管理ファイルに閉塞を検出しました
22007: Symfoware/RDBのテンポラリログファイルに閉塞を検出しました
22008: Symfoware/RDBのRDBディクショナリに閉塞を検出しました
22009: Symfoware/RDBのDSIに閉塞を検出しました
22011: Symfoware/RDBのRDBディレクトリファイルの異常を検知しました
dxsvstopコマンドのrオプションを実行してDBミラーリングサービスをリカバリ停止します。
> dxsvstop -r
監視対象のデータベース資源の異常に対するリカバリ作業を行います。
dxsvstartコマンドのrオプションを実行して副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
> dxsvstart -r
注意
DBミラーリングサービスの停止中は、RLCの交替が行われないため、DBミラーリングサービスがリカバリ停止中に発生するRERUNログを蓄積可能なようにRLCの容量を設計する必要があります。
参照
データベース資源のリカバリについては"RDB運用ガイド"を参照してください。