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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

11.8.4 データベースの異常監視処理での異常

Mirroring Controllerを利用している場合のデータベースの異常監視処理でのリカバリ操作は、副系ノードでDBミラーリングサービスのリカバリ停止を行ってからリカバリ作業を行います。

操作の手順

データベースサーバ2の操作

  1. データベースの異常監視処理での異常を通知するメッセージを確認します。

    22005: Symfoware/RDBのロググループ管理ファイルに閉塞を検出しました
    22006: Symfoware/RDBのログ管理ファイルに閉塞を検出しました
    22007: Symfoware/RDBのテンポラリログファイルに閉塞を検出しました
    22008: Symfoware/RDBのRDBディクショナリに閉塞を検出しました
    22009: Symfoware/RDBのDSIに閉塞を検出しました
    22011: Symfoware/RDBのRDBディレクトリファイルの異常を検知しました
  2. dxsvstopコマンドのrオプションを実行してDBミラーリングサービスをリカバリ停止します。

    > dxsvstop -r
  3. 監視対象のデータベース資源の異常に対するリカバリ作業を行います。

  4. dxsvstartコマンドのrオプションを実行して副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    > dxsvstart -r

注意

DBミラーリングサービスの停止中は、RLCの交替が行われないため、DBミラーリングサービスがリカバリ停止中に発生するRERUNログを蓄積可能なようにRLCの容量を設計する必要があります。

参照

データベース資源のリカバリについては"RDB運用ガイド"を参照してください。