利用者業務を実行するノードを特定する方法を以下に示します。
正系ノード
Connection Managerを利用して正系ノードのデータベースサーバに接続する場合には、利用者が意識することなく、正本のデータベースで利用者業務を実行することが可能です。
また、利用者がデータベースサーバを特定して接続し、利用者業務を実行することも可能です。
副系ノード
副本のデータベースでの利用者業務の実行は、利用者が副系ノードのデータベースサーバを特定して接続することで可能となります。
ノード特定の操作
DBミラーリングシステムを構成しているいずれかのノードで、dxinfコマンドを実行することにより、ノードを特定することができます。
dxinfコマンドを実行して、出力されるstatusから接続先(RDBシステム名など)を確認します。
statusが表す意味は以下のとおりです。
正系ノード:“C”(正系)または“S”(昇格正系)
副系ノード:“R”(副系)
下記の表示例では、RDB-NAMEが“dup1”のノードが、正系ノードであることがわかります。
> dxinf dxinf DATE:2011/01/04 TIME:21:15:32 RDB-NAME : dup1 Host-Name : DBSVR1 IP-address : 10.255.255.128 Node Status Service S-Scr RDB Switch C normal normal - - Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start stop stop start Network GCM Trans invalid normal RDB-NAME : dup2 Host-Name : DBSVR2 IP-address : 10.255.255.129 Node Status Service S-Scr RDB Switch R normal normal - enable Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start stop stop start Network GCM Trans invalid -