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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

8.6.1 利用者業務を実行するノードの特定

利用者業務を実行するノードを特定する方法を以下に示します。

正系ノード

Connection Managerを利用して正系ノードのデータベースサーバに接続する場合には、利用者が意識することなく、正本のデータベースで利用者業務を実行することが可能です。

また、利用者がデータベースサーバを特定して接続し、利用者業務を実行することも可能です。

副系ノード

副本のデータベースでの利用者業務の実行は、利用者が副系ノードのデータベースサーバを特定して接続することで可能となります。

ノード特定の操作

DBミラーリングシステムを構成しているいずれかのノードで、dxinfコマンドを実行することにより、ノードを特定することができます。

dxinfコマンドを実行して、出力されるstatusから接続先(RDBシステム名など)を確認します。
statusが表す意味は以下のとおりです。

下記の表示例では、RDB-NAMEが“dup1”のノードが、正系ノードであることがわかります。

表示例
> dxinf 

dxinf DATE:2011/01/04 TIME:21:15:32
RDB-NAME          : dup1
Host-Name         : DBSVR1       
IP-address        : 10.255.255.128
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  C      normal    normal  -       -
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  start   stop       stop   start
Network
  GCM          Trans
  invalid      normal 

RDB-NAME          : dup2
Host-Name         : DBSVR2
IP-address        : 10.255.255.129
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  R      normal    normal  -       enable
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  start   stop       stop   start
Network
  GCM          Trans
  invalid      -