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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

5.1 セットアップの流れ

DBミラーリングシステムのセットアップ手順を以下に示します。

図5.1 DBミラーリングシステムのセットアップ手順

注意

  • DBミラーリング動作環境ファイルのRLP_TYPEに“TCP”を指定してください。

  • セットアップ作業では、セットアップスクリプトを使用します。このとき、以下のファイルやディレクトリにアクセス権限があることを確認してから実施してください。

    • RLP定義ファイル

    • RDB構成パラメタファイル

    • BC構成パラメタファイル

    • RERUNログ引継ぎファイル

    • RERUNログ抽出ファイル

    • RLP動作環境ファイル

    • スクリプト出力ファイル

    • 作業ディレクトリ

  • RLP単位に定義/作成を行う操作については、ロググループごとに操作を行ってください。

  • RLP定義ファイルおよびRLP動作環境ファイルについては、DCUを構成するすべてのロググループに対して作成してください。

ポイント

DBミラーリングシステムのセットアップはSymfoware Serverの管理者が実行してください。

  • データベース二重化機能を構成するファイルまたはディレクトリへのアクセス権が必要です。

    下記のファイルまたはディレクトリに対する参照権、更新権を付与してください。

    • モニタ管理ファイルの作成先ディレクトリ

    • BCログ管理ファイルの作成先ディレクトリ

    • 作業域の作成先ディレクトリ

    • BC管理DBの作成先ディレクトリ

    • RLMの作成先ディレクトリ

    • RLCファイルの作成先ディレクトリ

    • RERUNログ抽出ファイルの作成先ディレクトリ

    • RERUNログ抽出作業域の作成先ディレクトリ

    • RERUNログ引継ぎファイルの作成先ディレクトリ

    • 資源識別子抽出ファイルの作成先ディレクトリ

    • BC構成パラメタファイル

    • RLP定義ファイル

    • RLP動作環境ファイル

    • DBミラーリング動作環境ファイル

    • データベース二重化コマンドの入出力ファイル

  • データベース二重化機能を構成するデータベース資源へのアクセス権が必要です。
    下記の資源に対するINSERT権、DELETE権を付与してください。

    • BC管理DB

参照

DBミラーリング動作環境ファイルのRLP_TYPEについては、“5.2.8.1 DBミラーリング動作環境ファイルの編集”を参照してください。また、Mirroring Controllerを使用する場合は、“D.1 DBミラーリング動作環境ファイルの編集”を参照してください。