システムの高信頼化を実現するため、Symfoware Serverでは、データベースを二重化する機能を提供しています。
データベースの二重化は、データベースのミラーリングおよびデータベースサーバの縮退によって実現されます。この機構を、データベース二重化と呼びます。
データベースのミラーリング
正系ノード(業務で利用されるデータベースサーバ)のデータベースへのデータ更新時に取得する更新情報を、副系ノード(ミラーリングされたデータベースサーバ)にコピーし、データベースに逐次反映することで、データベースのミラーリングを実現します。正系ノードから副系ノードへのデータ転送は、通常のネットワーク(TCP/IP)を利用します。
データベースサーバの縮退
片方のシステムがなんらかの原因で停止しても、障害が発生したノードを切り離すことで、業務継続が可能です。利用者がデータベース二重化のコマンドにより手動で切替えます。