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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.12 退避データの情報表示

rdbdmpコマンド、rdbdmpdicコマンドまたはrdblogコマンドによりバックアップしたファイルまたは磁気テープなどの外部媒体の情報の表示は、rdbdvinfコマンドで行います。

本コマンドは、以下のような場合に使用します。

rdbdvinfコマンドの表示例を以下に示します。

例1

rdbdmpコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合(DSI形式)

> rdbdvinf -r E:\BACKUP\DB\STOCK -a 

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30 

Device : E:\BACKUP\DB\STOCK  (1) 
    (2)  (3)
    No. File 
     1   STOCK 
(4)        (5)       (6)  (7)    (8)  (9)      (10)
Date       Time      Uid  Cmd    Kind Division Dsi-Name 
2007/04/04 17:35:00 I4874 rdbdmp DSI  1:EOD    在庫管理DB.在庫表DSI
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
    (Symfoware Server V1.0 以前に取得した退避データの場合は“-”
    が表示されます。)
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdbdmp)
(8) バックアップした資源の種類(DSI)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD)
    続きの退避データがある場合:
        分割番号だけが表示されます。
    最後の退避データの場合:
      “分割番号:EOD”の形式で表示されます。
    (マルチディスク化されているDSIをバックアップした場合、退避デ
    ータが複数のデバイスにまたがることがあります。このとき、何番
    目の退避データなのか、続きの退避データがあるのかを判断するた
    めに使用できます。
     Symfoware Server V1.0 以前に取得した退避データの場合は、
    “-”が表示されます。
     hオプションを指定した場合は、分割番号の後ろに“:-”が表示さ
     れます。)
(10) バックアップした資源名(データベース名.DSI名)
例2

rdbdmpコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合(エクステント形式)

> rdbdvinf -r E:\BACKUP\DBSP\DBSP_1\在庫管理DB.在庫表DSI.DBSP_1 -a

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30

Device : E:\BACKUP\DBSP\DBSP_1\在庫管理DB.在庫表DSI.DBSP_1   (1)
  (2)   (3)
   No. File
   1    在庫管理DB.在庫表DSI.DBSP_1

(4)         (5)    (6)      (7)     (8)    (9)      (10)
Date       Time     Uid     Cmd     Kind  Division  Dsi-Name
2007/04/04 17:35:00 I4874   rdbdmp  DBS   1:EOD     在庫管理DB.在庫表DSI
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
    (Symfoware Server V1.0 以前に取得した退避データの場合は“-”
    が表示されます。) 
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdbdmp)
(8) バックアップした資源の種類(DBS)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD)
      続きの退避データがある場合 : 
          分割番号だけが表示されます。
      最後の退避データの場合 : 
          “分割番号:EOD”の形式で表示されます。 
      (マルチボリューム化されているDSIをバックアップした場合、退避データ
       が複数のデバイスにまたがることがあります。このとき、何番
       目の退避データなのか、続きの退避データがあるのかを判断す
       るために使用できます。
       Symfoware Server V1.0 以前に取得した退避データの場合は“-”
       が表示されます。
       hオプションを指定した場合は、分割番号の後ろに“:-”が表示
       されます。)
(10) バックアップした資源名(データベース名.DSI名)
例3

rdbdmpdicコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合

> rdbdvinf -r E:\BACKUP\DIC\DICBACK -a 

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30 

Device : E:\BACKUP\DIC\DICBACK  (1) 
    (2)   (3)
     No. File 
      1   DICBACK 

(4)        (5)      (6)   (7)       (8)   (9)
Date       Time     Uid   Cmd       Kind Division 
2007/04/04 17:35:00 I4874 rdbdmpdic DIC  1:EOD
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdbdmpdic)
(8) バックアップした資源の種類(DIC)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD)
    続きの退避データがある場合:
       分割番号だけが表示されます。
    最後の退避データの場合:
      “分割番号:EOD”の形式で表示されます。
     (退避データが複数のデバイスにまたがることがあります。この
     とき、何番目の退避データなのか、続きの退避データがあるのか
     を判断するために使用できます。) 
例4

rdblogコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合

> rdbdvinf -r E:\BACKUP\ARCLOG\ARC0001 -a 

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30 

Device :  E:\BACKUP\ARCLOG\ARC0001  (1) 
     (2) (3)
     No  File 
      1  ARC0001 

(4)        (5)      (6)   (7)    (8)  (9)      (10)      (11)  (12) (13) 
Date       Time     Uid   Cmd    Kind Division ArcSerial Total Used LogGroup 
2007/04/04 17:35:00 I4874 rdblog ARC  1:EOD    1         20M   20M  grp1
(1) 退避先デバイス名 
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号 
(3) 退避先デバイス内の退避先名 
    (Symfoware Server V1.0 以前に取得した退避アーカイブログフ
    ァイルの場合は“-”が表示されます。) 
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。 
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
    (Symfoware Server V1.0 以前に取得した退避アーカイブログフ
    ァイルの場合は“-”が表示 されます。)
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdblog)
(8) バックアップした資源の種類(ARC)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD)
    続きのディスクがある場合:
       分割番号だけが表示されます。 
    最後のディスクの場合:
      “分割番号:EOD”の形式で表示されます。 
      (退避データが複数のデバイスにまたがることがあります。この
      とき、何番目の退避データなのか、続きの退避データがあるのか
      を判断するために使用できます。 Symfoware Server V1.0 以前
      に取得した退避データの場合は、“-”が表示されます。
      hオプションを指定した場合は、分割番号の後ろに“:-”が表示
      されます。)
(10) アーカイブログ通番 
(11) アーカイブログファイル容量 
     単位がない場合 : バイト 
     単位がKの場合  : キロバイト
     単位がMの場合  : メガバイト
     単位がGの場合  : ギガバイト
(12) アーカイブログ使用量 
     単位がない場合 : バイト 
     単位がKの場合  : キロバイト
     単位がMの場合  : メガバイト
     単位がGの場合  : ギガバイト
(13) アーカイブログファイルが属するロググループ名 
     (スケーラブルログ運用を行っている場合のみ表示されます。な
      お、システムロググループのアーカイブログ退避データの場合は、
     “system”が表示されます。)