ユーザ環境設定ファイル(LWENVSET.ini)について説明します。
ユーザ環境設定ファイルは、利用者が製品の標準で無効とされている機能を利用する場合に、機能の設定をするファイルです。運用に合わせて変更する場合、ユーザ環境設定ファイルに下記に示す定義名を記述して、F5CWSENV.EXEコマンドを実行します。
ユーザ環境設定ファイルは、以下の場所に格納します。
「List Worksのインストール先フォルダ\setup\LWENV」
注意
ユーザ環境設定ファイルを編集する時は、以下の注意が必要です。
[FUNCTION]セクションに定義名と値を指定します。
存在しない定義名を指定した場合は、コマンドがエラーになります。
指定範囲外の値を指定した場合は、初期値となります。
1行に1定義で指定してください。
定義名の値の後に続けて、全角空白文字や半角空白文字を入力しないで改行してください。
コメントを記述する場合は、行頭に「#」を記述してください。
指定しなかった定義名は、既存の設定を保持します。
追加した行の最後は、必ず改行してください。
シフトJISコードで記述してください。
ユーザ環境設定ファイルに定義する定義名を以下に示します。
定義名 | 説明 | 省略値 |
---|---|---|
【PDF変換する最大ページ数の指定】 PDF変換する最大のページ数を、数値で指定します。 参考 本設定は、以下の機能について有効です。
| なし | |
【PDFフォント登録機能の有効化の指定】 List CreatorのPDFフォント登録機能を有効にするかどうかを指定します。 0:有効としない(初期値) 1:有効とする 「1」を指定した場合、MsFontも一緒に指定します。 | なし | |
【PDFフォント登録機能でエンベッドする文字フォントの指定】 List Creatorの帳票定義体で文字フォントに「MS明朝・MSゴシック」を使用した帳票をPDF変換するとき、エンベッドする文字フォントを指定します。 0:「FUJ明朝・FUJゴシック」(初期値) 1:「MS明朝・MSゴシック」 エンベッドする文字フォントを「MS明朝・MSゴシック」にする場合は、FontRegistとMsFontに「1」を指定します。 | なし | |
【バーコードのモジュール幅を補正するドット数の指定】 PDF変換処理において、EAN128バーコード(コンビニエンスストア向け)のモジュール幅(各バーの幅)を補正するドット数を、「1」から「255」までの数値で指定します。「0」が指定された場合、補正を行いません。初期値は「0」です。 参考
| なし | |
【バーコードのドット補正解像度の指定】 バーコードのドット補正解像度を、「1」から「65535」までの数値で指定します。「0」が指定された場合、補正を行いません。初期値は「0」です。 参考
| なし |