以下のWebアプリケーション環境定義ファイルを編集します。
/opt/FJSVlw-gw/app/WEB-INF/web.xml
Webアプリケーション環境定義ファイルのエンコードにはUTF-8が指定されています。Webアプリケーション環境定義ファイルを編集する際は、UTF-8で記述してください。
注意
古いバージョンの環境設定を引き続き有効にしたい場合は、インストールをする前に退避した古いバージョンのWebアプリケーション環境定義ファイルをもとに、インストールされたWebアプリケーション環境定義ファイルを再編集してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE web-app PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Web Application 2.3//EN" "http://java.sun.com/dtd/web-app_2_3.dtd"> <web-app> <display-name>listworks</display-name> <context-param> <param-name>login.auth.method</param-name> <param-value>form</param-value> </context-param> <context-param> <param-name>webplugin.default</param-name> <param-value>true</param-value> ←(注1)(注3) </context-param> <context-param> <param-name>webplugin.isdownload</param-name> <param-value>true</param-value> ←(注2)(注3) </context-param> <context-param> <param-name>web.fujitsu.brand</param-name> <param-value>true</param-value> </context-param> <context-param> <param-name>window.style.sdi</param-name> <param-value>false</param-value> ←(注4) </context-param> <servlet> <servlet-name>ListGateway</servlet-name> <servlet-class>com.fujitsu.systemwalker.listworks.gateway.app.ListGateway</servlet-class> <init-param> <param-name>app.path</param-name> <param-value>/opt/FJSVlw-gw</param-value> ← (注5) </init-param> <init-param> <param-name>session.maxuser</param-name> <param-value>100</param-value> ← (注6) </init-param> </servlet> <servlet-mapping> <servlet-name>ListGateway</servlet-name> <url-pattern>/servlet/ListGateway</url-pattern> </servlet-mapping> <welcome-file-list> <welcome-file> jsp/login.jsp </welcome-file> <welcome-file> index.html </welcome-file> </welcome-file-list> </web-app>
帳票表示画面の方式を指定します。trueまたはfalseで指定します。
true:帳票表示画面に「Webプラグイン」を使用する
false:帳票表示画面に「ActiveX Control」を使用する
帳票表示画面に「Webプラグイン」を使用する場合に、ダウンロードボタンを表示するか否かを指定します。
true:ダウンロードボタンを表示する
false:ダウンロードボタンを表示しない
注1でfalseを設定した場合、注2は必ずfalseを設定します。
Web画面表示時に、メニューバー無し・ツールバー無し・タブ表示無しのウィンドウを表示してメニューからウィンドウを制御できないようにするか否かを指定します。
true:Web画面表示時にメニューバー無し・ツールバー無し・タブ表示無しのウィンドウを表示する
trueを指定した場合、オペレーティングシステムの種類やInternet Explorerの状態によっては、Web画面が表示されずにブラウザが閉じてしまう場合があります。この場合は、Internet Explorerで以下のどちらかを設定してください。
・ポップアップブロックを無効にする
・ポップアップブロックを無効にできない場合は、ポップアップブロックの設定で、許可するWebサイトに追加する
なお、Webブラウザの仕様変更により操作方法が変更される場合があります。
false:Web画面表示時にメニューバーあり・ツールバーあり・タブ表示ありのウィンドウを表示する
ただし、【PDF帳票表示】画面では無効です。
初期値はfalseです。trueは、Internet Explorer 11の場合にだけ有効です。
参考
帳票表示画面で以下のような操作をすると、エラーが発生することがあります。これを抑止したい場合に、ツールバーおよびメニューバーを表示しないように設定してください。
複数のタブやウィンドウで帳票を表示する
ページ移動
画面操作(拡大縮小、更新、検索など)
なお、上記の操作は、帳票表示画面で右クリックして表示されるポップアップメニュー、およびキー入力でもできます。これを抑止するためには、Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.properties)の以下に示す定義名を設定してください。
window.contextmenu
window.defaultkeyaction
詳細は、“A.1 ListGateway”を参照してください。
Web連携のインストールディレクトリを設定します。インストールディレクトリを初期値のディレクトリ(/opt)から変更した場合に、ディレクトリを変更してください。初期値のディレクトリにインストールした場合は、変更する必要はありません。
1コンテナあたりの利用者数(セション数)を指定します。初期値および推奨値は、100です。1~500までの数値を指定できます。
「1コンテナあたりの利用者数(セション数)×コンテナ数」が、ListGatewayに同時に接続できる利用者数(セション数)になります。
同時に接続できる利用者数(セション数)は、以下の総数になります。
Web ゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに接続できる利用者数(セション数)
リスト管理サーバにログインしている状態で【ログアウト】ボタンをクリックしないで、Webブラウザのタイトルバーの【×(閉じる)】ボタン、または【ファイル】メニューの【閉じる】からWebブラウザを閉じてしまった利用者数
【ログアウト】ボタンのクリック以外の方法でWebブラウザを閉じた場合、有効時間が切れるまでセションが保持されます。有効時間が切れるまでは、同時接続している利用者数(セション数)とみなします。
1コンテナあたりの利用者数(セション数)を指定する上での注意事項は、以下のとおりです。
Webゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに同時に接続できる利用者数(セション数)は、最大500人です。
Webゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに帳票一覧を表示、帳票の表示/印刷などの処理を同時に依頼できる利用者数(セション数)は、最大50人です。
50ユーザがリスト管理サーバに帳票一覧を表示、帳票の表示/印刷などの処理を同時に依頼する場合は、1コンテナあたりの利用者数(セション数)に100を指定し、1コンテナを目安にしてください。
100ユーザがリスト管理サーバに帳票一覧を表示、帳票の表示/印刷などの処理を同時に依頼する場合は、1コンテナあたりの利用者数(セション数)に100を指定し、2コンテナを目安にしてください。
なお、Webプラグイン版Webクライアントを利用する場合、Webプラグインの1ログインセションからの帳票表示や印刷の同時実行数に2以上を指定するときは、利用者数(セション数)に、上記の値に”ユーザ数×(同時実行数-1)”を上乗せした値を指定してください。
例:
・50ユーザ、 同時実行数が2の場合: 50×1= 50を上乗せし、150を指定
・50ユーザ、 同時実行数が3の場合: 50×2=100を上乗せし、200を指定
・100ユーザ、同時実行数が2の場合:100×1=100を上乗せし、200を指定
・100ユーザ、同時実行数が3の場合:100×2=200を上乗せし、300を指定
同時実行数は、Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.properties)のeveryone.keeplist.showで指定する値です。詳細は、“A.1 ListGateway”を参照してください。
マルチコンテナ機能は、リクエストを均等に振り分けて負荷分散します。各コンテナにおける処理中のリクエスト数と利用者数(セション数)は、必ずしも同じとは限らないため、場合によっては処理中のリクエスト数は一番少ないが接続している利用者数(セション数)が一番大きいコンテナへ振り分けてしまうことがあります。そのため、1コンテナあたりの利用者数(セション数)は、少しゆとりをもった数値を指定することを推奨します。