保管データベースの作成に失敗した場合は、作成途中の保管データベースを削除してから、保管データベースを再構築します。保管データベースの再構築はスーパーユーザで行います。
再構築の手順を、使用するデータベースごとに説明します。
保管データベースの定義やファイルを削除してから、保管データベースを再構築します。
保管データベースの定義やファイルは、データベース削除スクリプト(dropLWDB.sh)を使用して削除します。dropLWDB.shは、「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop」ディレクトリ配下に格納されています。
/optは、List Worksのインストールディレクトリです。
データベース削除スクリプトの複写
dropLWDB.shが格納されている「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop」ディレクトリを作業用ディレクトリ(例えば、/workディレクトリ)配下に複写してください。
例)/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop → /work/drop
保管データベースをList Worksサーバとは別にデータベースサーバとして構築している場合は、データベースサーバの作業用ディレクトリに複写してください。
データベース削除スクリプトの編集
複写したdropLWDB.shをテキストエディタで開き、実行環境に合わせて、太字下線部分を変更します。
# RDBディレクトリ
DB_DIR=/LWSFW
データベース削除スクリプトの実行
dropLWDB.shを複写先ディレクトリで実行して、保管データベースを削除します。
実行例を以下に示します。
# cd /work/drop # ./dropLWDB.sh
再度、データベース構築スクリプトを実行して、保管データベースの構築を行います。
データベース構築スクリプトの実行については、“3.3.1 Symfowareデータベースの環境設定”を参照してください。 |
Oracleデータベースを削除してから、再構築します。
Oracleデータベースのユーティリティ(Oracle Database Configuration Assistantなど)を使用して、保管データベースを削除します。
エラーが出力された場合、出力されるOracleのエラーメッセージから原因を取り除きます。
Oracleのエラーメッセージについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |
再度、Database Configuration Assistantから保管データベースの構築を行います。
Database Configuration Assistantの詳細、および、実行時のエラーの原因、対処方法については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |