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Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.4.4 保管データベースの削除

保管データベースの作成に失敗した場合の再構築や、保管データベースの容量拡張などでは、保管データベースを削除してから、構築しなおす必要があります。

削除の手順を、使用するデータベースシステムごとに説明します。

(1) Symfowareデータベースの場合

保管データベースおよびRDBシステムを削除する手順を、以下に示します。

なお、かんたん環境設定で構築した場合は、手順2のみを実施してください。

手順1:ファイルの確認

2.4.1 Symfowareデータベースの環境設定”の“(2) RDBシステムの作成”の手順1の複写先フォルダ配下に、作成時に出力された「setupLWDB.dat」が存在することを確認します。


手順2:deleteLWDB.batファイルの実行

コマンドプロンプトを起動し、“2.4.1 Symfowareデータベースの環境設定”の“(2) RDBシステムの作成”の手順1の複写先フォルダ配下の「deleteLWDB.bat」を実行します。

例)

C:\LW\db\symfo\LWDB > deleteLWDB.bat

実行後、コマンドプロンプト上に、「RDBシステム(LWDB)の削除を終了しました。」のメッセージが表示されることを確認します。

なお、実行中にエラーが発生しても、エラーメッセージが出力されない場合がありますので、ログファイルを参照し、エラーの内容を確認してください。ログファイルは“2.4.1 Symfowareデータベースの環境設定”の“(2) RDBシステムの作成”の手順1の複写先フォルダ配下に、以下のファイル名で出力されます。

  • rdbdelsyslog_LWDB.txt

  • rdbdeletelog_LWDB.txt

実行時にエラーが発生した場合でも、RDBシステムの削除は中断されず、最後まで実行されます。

(2) Oracleデータベースの場合

保管データベースを削除します。

手順1保管データベースの削除

Oracleデータベースのユーティリティ(Oracle Database Configuration Assistantなど)を使用して、保管データベースを削除します。

エラーが出力された場合、出力されるOracleのエラーメッセージから原因を取り除きます。

Oracleのエラーメッセージについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。

参考

保管データベースを再構築する場合は、再度、“2.4.2 Oracleデータベースの環境設定”の“(3) 保管データベースの作成”を参照して、保管データベースの構築を行います。