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Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.3.4 リモート印刷用のプリンタ定義

リスト管理サーバの帳票をリモート印刷する場合は、プリンタの定義が必要です。

以下の手順で、List Worksサーバのプリンタ (lprプロトコルでの接続、VSP NetWorkポート接続を含む) を定義します。なお、使用するWindowsサーバのOSによって設定が異なる箇所があります。

  1. ローカルプリンタの定義

  2. プリンタで使用するポートの設定

  3. プリンタのプロパティ設定


(1) ローカルプリンタの定義

List Worksサーバで、プリンタをローカルプリンタとして定義します。

ローカルプリンタを定義するときは、プリンタの追加ウィザードを使用します。プリンタの追加ウィザードに従って設定してください。

注意

リモート印刷用のプリンタとして指定可能なプリンタ名は、全角63文字(半角127文字)までです。


(2) プリンタで使用するポートの設定

接続形態により、以下のように設定が異なります。


ローカルポートを使用する場合

→「LPTx:」のポートを使用してください。


lprプロトコル接続をする場合

→【ポートの追加】ボタンで「LPR Port」を選択し、接続形態に合わせて設定してください。


VSP NetWorkポート接続をする場合

→【ポートの追加】ボタンで「新しいモニタ」を選択し、PrintWalker/PMをインストールした後でポートの設定をしてください。


なお、プリンタポートを複数個作成した場合、どれを選択しても有効となります。


(3) プリンタのプロパティ設定

  1. 【プリンターのプロパティ】画面の【詳細設定】タブのプリントプロセッサに「WinPrint」を指定します。

  2. 【詳細設定】タブの「詳細な印刷機能を有効にする」を有効にします。

    注意

    ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。

  3. 【印刷設定】画面の【印刷オプション】タブに、「EMFでスプールする」や「メタファイルスプーリング」などのオプションがある場合、オプションを有効にします。

    注意

    • 「メタファイルスプーリング」の設定方法は、プリンタドライバにより異なります。設定方法については、各プリンタドライバのマニュアルを参照してください。

    • プリンタドライバやアプリケーションにより、RAW形式でしかスプールされないことがあります。

  4. 【プリンターのプロパティ】画面の【ポート】タブで「双方向サポートを有効にする」を有効にします。