本バージョンで修正したプログラムを説明します。
[障害内容]
以下の条件の場合に、List Worksサービスの停止に時間がかかり、コマンドがエラーになる場合があります。
この場合、コンソール画面に「java.lang.OutOfMemoryError」が表示されます。
[発生条件]
List Worksをインストールしている。
移行ツールまたはlvsetpthコマンドで保管フォルダの物理パスと論理パスの対応関係を定義している。かつ、
1.の対応定義の数が大量である。かつ、
lwserverコマンドでList Worksサービスを停止した場合。
[処置内容]
List Worksサービスの停止処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の発生条件の場合、DB見積もりツール(dbmitsumori.xls)がエラーとなる。
[発生条件]
DB見積もりツールを扱うWindowsパソコンおよびWindowsサーバの環境。
ユーザ数に60,000を超える値を入力する。または、
グループ数に1,200,000を超える値を入力する。または、
保管フォルダ数に600,000を超える値を入力する。または、
保管する帳票数に100,000,000を超える値を入力する。または、
1ユーザあたりが所属するグループ数(平均)に20を超える値を入力する。または、
1帳票あたりのアクセス権の数(平均)に40を超える値を入力する。
[処置内容]
DB見積もりツールにおける入力可能値を元に戻す。
[処置内容]
以下の条件の時にList Worksサービスが停止されないように改善します。
[発生条件]
List Works Web連携が動作している。
Internet ExploreでList Worksの画面からリスト管理サーバに接続する。かつ、
Internet Exploreで【ファイル】ー【新しいタブ】を選択し、新しいタブに表示されたList Worksの画面から1.とは異なるユーザIDまたは異なるホスト名を指定してリスト管理サーバに接続する。かつ、
1.と2.の画面でそれぞれ異なる帳票を表示する。かつ、
1.と2.の帳票表示画面で操作を行った場合。
[処置内容]
Webクライアントで保管フォルダ一覧や帳票一覧を多重で実行した場合の性能を改善します。
[処置内容]
下記に示す上位バージョンレベルのクライアントから下位バージョンレベルのリスト管理サーバへ接続可能とします。
上位バージョンレベルのクライアント | 下位ばージョンレベルのリスト管理サーバ |
---|---|
Windows版List Works V10.2.0 | Solaris版List Works V10.1.0 |
Windows版List Works V10.3.xx(xxは英数字) | |
Solaris版List Works V10.1.0 | Solaris版List Works V8.0 |
[障害内容]
現象1
以下に示す環境・発生条件のときに、「1コンテナあたりの利用者数」に達していないにも関わらず、Web連携からリスト管理サーバにログインできません。
このとき、以下の画面エラーメッセージが出力されます。
Webゲートウェイサーバとリスト管理サーバとの通信をすることができません。 Webゲートウェイサーバとリスト管理サーバの環境設定を確認してください。
現象2
以下に示す環境・発生条件のときに、Web連携のプロセス(java.exe)の使用メモリ量が612バイト増加し続けます。派生する現象として、メモリの枯渇により Web連携からリスト管理サーバにログインできなくなります。
このとき、以下の画面エラーメッセージが出力されます。
Webゲートウェイサーバでメモリ不足が発生しました。ログアウトしてしばらくしてから再度ログインしてください。 または、Webゲートウェイサーバの環境を確認してください。
[発生条件]
以下のいずれかをインストールしている。かつ、
Solaris版List Works SE/EE V10.1.0
帳票保管活用機能のWeb連携機能を使用している。かつ、
Web連携機能の標準の画面を使用している。または、Web連携機能API「logout」、または「getjsp」を使用したユーザアプリを使用している。
以下のいずれかをインストールしている。かつ、
Windows版List Works SE/EE V10.0.0
Windows版List Works SE/EE V10.1.0
Windows版List Works SE/EE V10.2.0
Windows版List Works SE/EE V10.3.0
帳票保管活用機能のWeb連携機能を使用している。かつ、
Web連携機能の標準の画面を使用している。または、Web連携機能API「logout」、または「getjsp」を使用したユーザアプリを使用している。
セションの有効時間が過ぎた状態の画面(標準の画面の場合は、保管フォルダ/帳票一覧画面など)が表示されている。かつ、
ログアウトボタンを押す。
または、
ユーザアプリから、リスト管理サーバにログインしていない状態でWeb連携機能API「logout」、または「getjsp」を「1コンテナあたりの利用者数」分だけ実行する。かつ、
Web連携からリスト管理サーバにログインする。
セションの有効時間が過ぎた状態の画面(標準の画面の場合は、保管フォルダ/帳票一覧画面など)が表示されている。かつ、
ログアウトボタンを押す。
または、
ユーザアプリから、リスト管理サーバにログインしていない状態でWeb連携機能API「logout」、または「getjsp」を繰り返し実行する。かつ、
Web連携からリスト管理サーバにログインする。
[処置内容]
ログインしていない状態でWeb連携機能API「logout」、または「getjsp」が実行した場合に、接続情報を作成しないように修正します。
[障害内容]
Webクライアントからリスト管理サーバの帳票をPDF表示、または、PDF保存すると、同時に実行している処理で、以下の現象が発生することがあります。
オープン帳票の登録でエラーが発生することがあります。
本現象発生時、以下のエラーメッセージが出力されます。
システムログ
FJSVlw-sv: Abnormary occurred by registration proccess. message No = 1931
ListLog.csvの"登録"の実行履歴
List Works帳票の作成に失敗しました 04e2
帳票の表示、または、ローカル印刷に失敗する場合があります。
本現象発生時、帳票の表示または印刷操作を行ったクライアントに、以下のメッセージが出力されます。
リスト管理サーバでエラーが発生しました。 [メッセージ] 指定したList Works帳票のアクセスに失敗しました。
[発生条件]
Solaris版List Works V8以降のリスト管理サーバを使用している。
以下のいずれかの処理を実行中に、Webクライアントからリスト管理サーバの帳票をPDF表示、または、PDF保存した場合。
オープン帳票を登録する。
Webクライアントまたはリストナビから、リスト管理サーバの保管フォルダの帳票を選択し、表示する。
Webクライアントまたはリストナビから、リスト管理サーバの保管フォルダの帳票を選択し、ローカル印刷する。
[処置内容]
List Worksサービスにおける帳票のPDF変換の終了処理の誤りを修正します。
[障害内容]
帳票を他サーバへ配信した場合に配信先で帳票の登録に失敗し、以下のイベントログが出力されます。
MM/DD/YYYY,HH:MM:SS,1,1,506,PrintASSORT,N/A,サーバ名,配信帳票の登録依頼に 失敗しました。詳細コード=0x00ab0004 [処置]処理を中止します。 [対処]仕分け定義ファイルの配信サーバ名にIPアドレス、FQDNを使用している場合 は、ホスト名を指定してください。 再度、発生する場合は弊社技術員に連絡してください。
[発生条件]
(SystemWalker ListWORKS EEまたはInterstage List Works EE)を利用している。かつ、
帳票仕分け管理機能のList Works Assort Serviceサービスが起動している。
帳票仕分け管理機能のファイル転送コマンド(kkikrgtl.exe)を使用する場合。かつ、
他サーバへの配信を行う場合。かつ、
短時間に大量の帳票を転送した場合。
参考
100頁100分割を他サーバ配信した場合、1件~2件がエラーになります。
[処置内容]
List Works Assort Service サービスの一時フォルダの作成処理を正しく修正します。
[障害内容]
帳票を他サーバへ配信した場合に配信先で帳票の登録に失敗し、以下のイベントログが出力されます。
イベントID:552 配信帳票の登録依頼に失敗しました。 詳細コード=0x00b50000 [処置] 処理を中止します。 [対処] 弊社技術員に連絡してください。
[発生条件]
(SystemWalker ListWORKS EEまたはInterstage List Works EE)を利用している。かつ、
帳票仕分け管理機能のList Works Assort Serviceサービスが起動している。
ファイル転送運用の場合。かつ、
ファイル転送コマンド(kkikrgtl.exe)を多重で実行する場合。かつ、
他サーバへの配信を行う場合。かつ、
短時間に大量の帳票を転送した場合。
参考
4多重×800帳票程度を他サーバ配信した場合に発生する場合があります。
[処置内容]
List Works Assort Service サービスのプロセス間通信のエラー時にリトライ処理を追加します。
[処置内容]
以下の条件の時ににList Worksサービスが停止されないように改善します。
本現象が発生した場合は、Internet Explorerに以下のポップアップメッセージが出力されます。
開設できるウィンドウの最大値を超えました。詳細コード:0810
[発生条件]
List Works Web連携が動作している。
Internet Explorer(注1)の画面からログインして帳票を表示する。かつ、
1.の画面で新しいタブを作成する。かつ、
新しいタブで、1)と同じユーザIDでログインして複数の帳票を連結表示する。かつ、
複数の帳票を連結表示する合計のページ数が 1.で表示している帳票のページ数より少ないページ数である。かつ、
1.のタブの表示画面に戻ってから帳票の操作(注2)を行う。
注1: Internet Explorerのバージョンによって発生する場合と発生しない場合があります。Internet Explorer 8の場合に発生しやすくなっています。
注2: 操作によって発生する場合と発生しない場合があります。1.のタブの表示画面で検索処理を行った場合に発生しやすくなっています。
[処置内容]
帳票保管活用機能における推奨値を超えた場合の性能を改善します。
同一階層の保管フォルダ数が1000を超えている。かつ
オープン帳票を登録した場合
[障害内容]
RDBサービスの起動および終了に失敗して、次のスクリプトの復帰値に1が返ります。
/etc/rc2.d/S99symfosv_LWDB
/etc/rc0.d/K15symfosv_LWDB
/etc/rc1.d/K15symfosv_LWDB
/etc/rcS.d/K15symfosv_LWDB
次のスクリプトの実行時に「エラーが発生しました。処理を中断します。」のメッセージが出力されて、スクリプトが異常終了します。
createLWDB.sh
setsysparamLWDB.sh
dropLWDB.sh
backupLWDB_L.sh
backupLWDB_M.sh
backupdicLWDB.sh
restoreLWDB_L.sh
restoreLWDB_M.sh
restoredicLWDB.sh
[発生条件]
特になし。
システムのデフォルトロケールにEUC以外のロケールが指定されている場合。かつ
次のいずれかのスクリプトを実行した場合。
/etc/rc2.d/S99symfosv_LWDB
/etc/rc0.d/K15symfosv_LWDB
/etc/rc1.d/K15symfosv_LWDB
/etc/rcS.d/K15symfosv_LWDB
createLWDB.sh
setsysparamLWDB.sh
dropLWDB.sh
backupLWDB_L.sh
backupLWDB_M.sh
backupdicLWDB.sh
restoreLWDB_L.sh
restoreLWDB_M.sh
restoredicLWDB.sh
[処置内容]
スクリプトでロケールを設定します。
[障害内容]
帳票内の文字列検索時に、List Worksサービスが異常終了して、次のメッセージが表示される場合があります。
ListNaviの場合
リスト管理サーバと接続できませんでした。 [メッセージ] リスト管理サーバと接続できませんでした。 [利用者の処置] リスト管理サーバへ接続時のポートに誤りがないか確認してください。 ホスト名がオペレーティングシステムが管理しているhostsに正しいIPアドレスで定義されているか確認してください。 クライアントが動作しているシステムを再起動し再度実行してください。 [詳細コード] 000000C8
Webクライアントの場合
リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。 [メッセージ] リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。 [利用者の処置] しばらくしてから再度リスト管理サーバに接続してください。 再度発生する場合は、運用管理者に連絡してください。 [詳細コード] 00c9
[発生条件]
特になし。
リスト管理サーバ上に1行内の印字データが556文字を超える帳票が存在する。かつ、
ListNaviまたはWebクライアントでリスト管理サーバに接続する。かつ、
1.の帳票を検索対象として、帳票一覧から『検索する文字列』を指定して検索する。または、1.の帳票を開いて検索をする。かつ、
検索する文字列が、1行内の印字データが556文字を超える行にヒットする。
[処置内容]
1行内の文字数が556文字を超えた場合の考慮を追加するよう、帳票の検索処理を修正します。
[処置内容]
ListGateway.propertiesファイルに非公開情報の定義名「environment.connection」が存在しない場合でもWebクライアントからログインできるように改善します。
[処置内容]
Webブラウザからの帳票表示、帳票一覧からの印刷すると、メッセージ「アプリケーションが実行できませんでした。」が出力される場合がありますが、このエラーを回避します。
[処置内容]
バージョンレベルを更新したListPrint(ActiveXコントロール)をWebゲートウェイサーバに適用後、最初に帳票の表示、帳票一覧からの印刷をすると、Webブラウザ側でキャッシュされているlistprint.jsが更新されず、ListPrintが再ダウンロードされない場合があります。このWebブラウザの事象を回避してListPrintが再ダウンロードされるように改善します。
[処置内容]
以下の条件の場合、帳票配信出力を行った際に、システムログに「メモリ不足」のメッセージが出力されますが、以降の処理がメモリ不足で異常終了しないようにします。
システムログに出力されるメッセージ
メモリ不足が発生しました。メモリの空き容量を確保してください。
[発生条件]
List Works V10.1.0をインストールしたOSがSolaris 11.1である。かつ、
帳票印刷配信機能を使用する場合。
帳票の配信出力を実行し続けた場合。または、
運用コマンド(注1)を実行し続けた場合。または、
帳票の操作(注2)を行い続けた場合。
注1:運用コマンドは、以下のコマンドです。(定義の追加、変更、削除があった場合だけ)
lmedtldコマンド
lmedtldgrpコマンド
lmedtdevコマンド
lmedtprinfoコマンド
lmchgdevコマンド
lmoprldコマンド
注2:帳票の操作は、以下の操作となります。
帳票の出力
帳票の出力中止
応答待ちの帳票への応答
帳票の保留解除
帳票の強制中止
帳票の削除
帳票の複写
帳票の移動
保留期限切れ帳票の削除
以下のコマンド、または、画面からの操作となります。
lmoprformコマンド
lmoprprintコマンド
lmdelexpireコマンド
操作画面からの帳票の操作
帳票ブラウザからの帳票の操作
[処置内容]
Webブラウザからの帳票表示、帳票一覧から印刷でエラーが発生した場合に、メッセージが表示されない事象を回避します。(注1)
なお、タイミングによって発生するWindowsの事象であるため、必ず現象が発生するとは限りません。
注1:マルチモニターで表示している場合、操作しているWebブラウザが表示されているモニターとは、別のモニターに表示される場合があります。
[発生条件]
帳票保管活用機能のWeb連携機能を利用している。または、
帳票印刷配信機能でList Works帳票を利用している。
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票表示画面を表示する。かつ、
メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票表示画面を表示する。かつ、
【印刷】ボタンを押す。かつ、
印刷画面で、メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票一覧からの印刷画面を表示する。
メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票一覧からの印刷画面を表示する。
【印刷...】ボタンを押す。かつ、
印刷画面で、メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票印刷配信機能のWeb配信操作クライアントから配信管理サーバにログインする。かつ、
出力指示画面を表示する。かつ、
List Works帳票の【表示】ボタンを押す。かつ、
帳票表示画面で、メッセージが表示される操作を行う。
[処置内容]
SSLを導入している環境において、Webブラウザからの帳票表示、帳票一覧からの印刷で、証明書の失効情報を取得できなかった場合に表示される下記エラーメッセージを改善します。
Webゲートウェイサーバへの要求で異常が発生しました。 Webゲートウェイサーバへの要求に関する情報を取得できませんでした。
[障害内容]
Webクライアントでの帳票の表示/印刷時に、以下のメッセージが表示される場合があります。
ユーザの「TMP」環境変数、または「TEMP」環境変数で指定されているフォルダ配下にlwktmpファイルが存在しています。 lwktmpファイルが存在すると作業用のフォルダを作成できないため、処理を続行できません。 ファイルを削除しますか? はい:ファイルを削除して、処理を続行します。 いいえ:処理を中断します。後でファイルを別フォルダに移動してから再度実行してください。 lwktmpファイルを削除しても問題ないことを確認して、「はい」ボタンを押してください。
[発生条件]
帳票保管活用機能のWeb連携機能を利用している。
OSにログインしているユーザの「TMP」環境変数、または「TEMP」環境変数で指定されているフォルダ配下に「lwktmp」フォルダが存在する。かつ、
1.の「lwktmp」フォルダに読み取り専用/隠しファイル/アーカイブの属性が付加されている。かつ、
2.の状態でWebクライアントからリスト管理サーバに接続する。かつ、
帳票一覧から帳票を表示(または印刷)画面に移動する。
[処置内容]
WebクライアントのActiveX起動時の処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の条件の時に以下のメッセージが表示されて帳票の再登録に失敗する場合があります。
リスト管理サーバでエラーが発生しました。 [メッセージ] リスト管理サーバでエラーが発生しました。 [利用者の処置] 運用管理者に連絡してください。 [詳細コード] 00991157
[発生条件]
List Worksが動作している。
HOST PRINTのFNA通信またはTCP/IP通信で富士通ホスト帳票をList Worksへ登録する。かつ、
登録する富士通ホスト帳票はオーバレイに日本語(JEFコード)が存在する。かつ、
List Worksへの登録に失敗する。かつ、
List Worksへの登録に失敗した原因を解消する。かつ、
リストナビの受信フォルダでエラーになった帳票を選択しマウス右クリックで再振り分けを選択する。
[処置内容]
リストナビの受信フォルダからの再振り分け処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の発生条件の時にリスト管理サーバサービスにログインした時や保管フォルダ一覧・帳票一覧を表示した時に以下のメッセージが出力され、データベースにアクセスする処理が動作しなくなる場合があります。
ログイン処理の場合のメッセージ
リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。
保管フォルダ一覧・帳票一覧を表示した場合のメッセージ
指定したフォルダまたはファイルのアクセスに失敗しました。
[発生条件]
リスト管理サーバサービスにWeb及びリストナビでログインしている。
リスト管理サーバサービスが接続しているデータベースは正常に動作している。かつ、
リスト管理サーバサービスとデータベースの間で接続しているコネクションが1つ以上切断された場合。
[処置内容]
リスト管理サーバサービスでデータベースとのコネクションを管理する処理を正しく動作するように修正します。
[障害内容]
以下の条件の時にList Worksの操作ログに「PDF表示/保存」のメッセージが出力されない場合があります。
[発生条件]
List Works V11.0.0が動作している。
Web連携のListGateway環境設定ファイル(ListGateway.properties)にeveryone.keeplist.pdf=1を指定してPDF形式の帳票表示を可能にする。かつ、
Web連携の帳票一覧画面で「PDF形式での表示」アイコンをクリックする。かつ、
PDF形式の帳票が表示される。
参考
「PDF表示/保存」のメッセージは以下の形式になります。
yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,保管,PDF表示/保存,サーバ名1\ユーザID,情報,・・・・
[処置内容]
PDF表示において、List Worksの操作ログの出力処理を修正します。
[処置内容]
以下の発生条件の時にList Worksサービスが停止しないように改善します。
現象発生時は、「リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。」の メッセージが出力されます。
[発生条件]
List Worksサービスが動作している。
リストビューワまたはWebクライアントの帳票表示で検索ダイアログボックスを表示します。かつ、
検索する対象範囲に抜き出し検索範囲で設定した検索範囲名または「すべての抜き出し検索範囲で」を指定します。かつ、
検索する値に制御文字(注1)を入力します。かつ、
【検索】ボタンを選択して抜き出し検索処理を行います。
または、
リストナビで受信フォルダの作成ダイアログボックスを表示します。かつ、
フォルダ名の項目に制御文字(注1)を入力し【次へ】を選択します。かつ、
他の項目を入力し、【完了】を選択し空白名の受信フォルダを作成します。
受信フォルダ一覧で作成した空白名の受信フォルダを選択します。
注1:制御文字とはタブ文字等のSJISコードで(0x00~0x1F及び0x7F)の文字を示します。キーボードで制御文字の入力はできません。
テキストエディタ等に入力されている制御文字をコピー&ペーストの操作でダイアログボックスの入力項目に指定します。
[処置内容]
以下のいずれかの機能でのPDF変換処理において、PDF変換結果のバーコード出力位置を、バーコード項目矩形の中心配置から、左上配置に変更するように機能を改善します。
PDF変換コマンド
サーバ機能APIによるPDF変換
帳票登録時のPDF変換
WebクライアントからPDF表示/保存する機能
修正の対象となるのは以下のバーコードです。
カスタマバーコード
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
U.S. POSTNET(Delivery Point Code)
U.S. POSTNET(ZIP + 4 Code)
U.S. POSTNET(5-Digit ZIP Code)
FIM A(U.S.Postal FIM)
FIM B(U.S.Postal FIM)
FIM C(U.S.Postal FIM)
本修正は、以下のレジストリ設定で有効となります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\PdfServer\Manager
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\PdfServer\Manager
BarPosition
DWORD(32ビット)値
0 : バーコードをバーコード項目の中央に配置する(デフォルト)
1 : バーコードをバーコード項目の左上に配置する
[処置内容]
操作画面および帳票ブラウザで、連続した半角空白を一つの半角空白とせず、全ての半角空白を表示する、および、チップヘルプが最後まで表示されるように改善します。
なお、本現象は、OSやInternet Explorerの仕様によるものであり、それらの仕様に対応する為の修正であることから、本修正は機能改善とします。
[障害内容]
複数の帳票を連結表示した場合、以下のエラーが発生し、帳票が表示されない場合があります。
メッセージ:指定した印刷データで使用するオーバーレイが存在しません。
詳細コード:08A207F2
[発生条件]
リスト管理サーバに登録した帳票を表示する環境です。
帳票にオーバーレイが存在するページと存在しないページがある。かつ、
1.の帳票を含めて連結表示する。かつ、
「オーバーレイのない帳票でも、帳票項目を利用する」設定である。
[処置内容]
連結表示の処理において、帳票のオーバーレイをチェックする処理を修正します。
[処置内容]
List Works V10.3.0でWeb連携のJava Scriptが更新された時に、Webブラウザのキャッシュに影響されることなく、Java Scriptが再ダウンロードされるように改善しました。
今回、V10.3.0で対応していなかったJava Scriptも更新された時にダウンロードされるように改善します。
[障害内容]
以下の条件の時にオーバレイの文字が表示されない場合があります。
[発生条件]
List Works Webプラグインが動作している。
ホスト帳票でベクトルオーバレイ(KOL5)が設定されている。かつ、
オーバレイに日本語文字(JEF)が存在する。かつ、
ホスト帳票をWebプラグインで表示する。かつ、
Webプラグインが動作しているPCにはWebプラグイン以外のコンポーネントがインストールされていない。
[処置内容]
Webプラグインで帳票表示におけるベクトルオーバレイの文字コード変換を正しくできるように修正します。
[障害内容]
以下の条件の場合に、SIA形式のホスト帳票の登録/出力に失敗する場合があります。
イベントログまたはシステムログにSIAファイルの登録に失敗した旨のメッセージが出力されます。
[発生条件]
List Worksをインストールしている。
帳票印刷配信機能を使用する。かつ、
ホスト帳票連携機能のファイル転送運用を行う。かつ、
ADJUSTで移出したホスト帳票を配信する。かつ、
lmlgspladdコマンドでSIA形式のホスト帳票を登録した場合。
[処置内容]
帳票印刷配信機能において、SIA形式のホスト帳票の解析処理を正しく修正します。
なお、本修正は、帳票管理サーバ、帳票出力サーバの両方に適用する必要があります。
[処置内容]
登録時において、オーバーレイ排他制御ファイルのオープン処理が一時的にエラーとなっても登録できるように改善します。
エラーが発生した時は、イベントログに以下のメッセージが出力されて、登録処理が中断していました。
オーバーレイの作成に失敗しました。帳票変換処理を中断します。RC = 80044250,DC = 0525
本修正は、以下のレジストリ設定で有効となります。
有効に設定した場合、登録時のオーバーレイ排他制御ファイル生成でエラーが発生しても、リトライすることで登録が正常終了するようになります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Options
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Options
Ovl_AllRetry
DWORD(32ビット)値
0 : リトライしません(デフォルト、旧互換)
1 : リトライします
Ovl_AllRetryCount
DWORD(32ビット)値
リトライ回数を指定します。省略した場合は100です。
Ovl_AllRetryInterval
DWORD(32ビット)値
リトライの間隔をミリ秒単位で指定します。省略した場合は100です。
[障害内容]
List Worksの帳票仕分け管理機能で以下のイベントログを出力し、帳票登録が失敗することがあります。
PrintASSORT エラー 202 "帳票の仕分け処理で異常が発生しました。詳細コード=0x00100006
[発生条件]
SystemWalker/ListWORKS EE または
Interstage List Works Enterprise Edition
帳票仕分け管理機能を使用した場合、かつ
富士通ホスト帳票を登録した場合、かつ
分散印刷運用(TCP/IP)またはファイル転送運用の場合
[処置内容]
帳票仕分け管理機能の仕分け分割処理を修正します。
[障害内容]
帳票管理Javaインターフェースを使用する時、例外(*)が発生しアプリケーションが異常終了する場合があります。
(*) EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION (例外コード:0xc0000005)
[発生条件]
以下のいずれかの製品を利用している。かつ、
Windows版List Works(List Manager機能)または、
Solaris版List Works V10.1.0 帳票印刷配信機能
帳票管理サーバの管理データベースにSymfowareを使用している。
帳票管理Javaインターフェースを使用している。かつ、
FormManagerクラスのgetFormsメソッドを使用している。かつ、
2.のメソッドの第3パラメタsortOrderにnullを指定している。かつ、
2.のメソッドの第4パラメタresultLimitに1以上を指定している。
[処置内容]
帳票管理JavaインターフェースのgetFormsメソッドの内部処理を修正します。
[障害内容]
以下の条件の時にWeb連携のセッションが残る場合があります。
[発生条件]
List Works Webプラグインが動作している。
Webプラグインで複数の帳票表示を行う。かつ、
Webプラグインが「表示/印刷可能な帳票数の最大値を超えました」のエラーメッセージが表示されてエラー終了する。
[処置内容]
エラー発生時のセッション終了処理を修正します。
[障害内容]
List Naviの印刷フォルダに「VSP」タブが表示されない。
[発生条件]
Interstage List Worksをインストールしている。かつ
FUJITSU Printer PS5000シリーズを利用する場合
List Naviの印刷フォルダにFUJITSU Printer PS5000シリーズを設定する場合
[処置内容]
印刷フォルダにプリンタを設定する処理で、VSPプリンタの判定処理を修正します。
[障害内容]
以下の発生条件の場合、List Worksサービスのプロセス、および、サーバ機能APIを使用するユーザアプリケーションのプロセスでメモリーリークが発生する場合があります。
派生する現象として、メモリ不足によりプロセスが異常終了する場合があります。
メモリーリークのサイズは帳票サイズやエラー内容により異なりますが、帳票のページ数がPDF変換が可能な最大ページ数を超えている場合は、1回の操作でおおよそ5MB程度です。
PDF変換でエラーが発生した場合、操作ログ/実行履歴に「帳票のPDF変換に失敗しました」のエラーメッセージが出力されます。
[発生条件]
以下のバージョン・レベルのList Worksをインストールしている。かつ、
Solaris版SystemWalker/ListWORKS 10.0以降。または、
Solaris版List Works 6.0以降。または、
SystemWalker/List Creator EE、または、List Creator EEをインストールしている。
以下の方法で帳票のPDF変換を行う。かつ、
帳票登録時にPDF変換する。または、
Webクライアントで「PDF表示/PDF保存」を行う。または、
サーバ機能APIでPDF変換する
PDF変換がエラーで失敗した場合。
帳票登録時、および、Webクライアントで「PDF表示/PDF保存」を行った場合には、List Worksサービスのプロセスのメモリがリークします。
サーバ機能APIを使用した場合は、サーバ機能APIを使用するユーザアプリケーションのプロセスのメモリがリークします。
[処置内容]
PDF変換の印刷データを読み込む処理でエラーが発生した場合の処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の条件の場合に、和暦年を日付検索すると、正しくヒットしない場合があります。
[発生条件]
以下のいずれかをインストールしている。
SystemWalker/List Works
List Works
帳票登録時の入力データがUNICODEである。かつ、
リスト管理サーバの帳票を表示する。かつ、
帳票項目の設定で列のプロパティの「検索の型」に「年(和暦)」を設定する。かつ、
印刷データの3.の範囲内に、「明治」「大正」「昭和」「平成」の年号を示す文字が存在する。かつ、
印刷データの3.の範囲内に、「M」「T」「S」「H」の年号の識別子を示す文字が存在しない。かつ、
3.の範囲を指定して和暦年の日付検索をした場合。
例えば、「昭和60年」の印刷データを「S61年から」で検索した場合、「昭和」の年号が認識されて本来はヒットしませんが、デフォルトの年号(注1)の「平成」として扱われた結果、「平成60年」と認識されて、ヒットしてしまいます。
注1: デフォルトの年号は、リストビューア-【オプション】-【検索】タブで変更できます。
[処置内容]
和暦年の日付検索の処理において、和暦の年号を示す文字列が存在するかチェックする処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の条件の時、クロスサイトスクリプティングに利用される脆弱性が存在します。
[発生条件]
Web連携機能の環境構築が実施済み。
WebブラウザからWebゲートウェイサーバに接続して、jspを利用した画面を表示する場合。
[処置内容]
XSS脆弱性対策の修正を行います。
[処置内容]
ユーザ作成ライブラリによる認証の出口ルーチンで使用する構造体を定義したヘッダファイル(lwlogin.h, lwlogin2.h)を64bit対応します。
[障害内容]
以下の環境・条件の場合、帳票登録が失敗する場合があります。
その際、仕分けログには以下のメッセージが出力されます。
YYYY/MM/DD,HH:MM:SS,O帳票,仕分け,,エラー,"作業用ファイルのリネームに失敗しました。", "…<略>…","5213,hscommon.c,473,17","","iPosNo = 978",…<略>…
[発生条件]
以下のいずれかの製品がインストールされている場合
SystemWalker/ListWORKS EE 全VL
Interstage List Works Enterprise Edition 全VL
List Creator帳票、NetCOBOL帳票および一般アプリケーション帳票の場合。かつ
帳票の登録を行う場合。かつ
帳票仕分け管理機能を利用している場合
[処置内容]
帳票仕分け管理機能において、作業用ファイルの変名処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の発生条件の時に「指定された保管フォルダは存在しません」のメッセージが出力されて、帳票が削除されない場合があります。
[発生条件]
List Worksのサーバコマンド及びリスト管理サーバが動作している。
大量の保管フォルダ(注1)が存在する。かつ、
登録有効期限を過ぎた削除対象の帳票が全保管フォルダの25%以上に存在する。かつ、
帳票削除コマンド(注2)を実行して帳票を削除する。
注1:通常は1000以上ですが搭載しているメモリの空き状況によってフォルダ数は増減します。
注2:Solaris/Linux版 lvatdellコマンド、Windows版 F5CWDSDL.EXEコマンドです。
[処置内容]
保管フォルダ情報を管理するキャッシュ処理を修正します。
[処置内容]
Web連携のWeb帳票画面からの印刷処理において印刷処理が終了して印刷中のポップアップウィンドウが閉じられてもWeb帳票画面が入力可能状態にならないことがある問題を改善します。
PH12102の修正を適用しても一部のプリンタでWeb帳票画面が入力可能状態にならない場合があり実現方法を変更しました。
[障害内容]
以下の条件の場合に、複写または移動した帳票を表示/印刷すると、「指定した印刷データの解析情報ファイルのアクセスに失敗しました。
詳細コード:238F2332」のメッセージが表示され、エラーが発生する場合があります。
移動した帳票の場合、移動元の帳票が削除されているため、この帳票が利用できなくなります。
[発生条件]
List Worksをインストールしている。
リスト管理サーバの帳票を、以下のいずれかの方法で複写、または移動する。かつ、
帳票を複写する
帳票を移動する
保管フォルダを複写する
保管フォルダを移動する
複写先、移動先は、リスト管理サーバの保管フォルダである。かつ、
複写先、移動先の保管フォルダの格納先のディスクが容量不足の状態である。かつ、
1.で複写、または移動した帳票を表示/印刷した場合。
[処置内容]
リスト管理サーバの帳票を複写/移動する処理を正しく修正します。
[障害内容]
帳票登録に失敗する場合があります。
この場合は、実行履歴(Linux版の場合)、または操作ログ(Windows版の場合)に以下が出力されます。
フォルダ種別 :保管 処理種別 :登録 ステータス :エラー 詳細情報 :データベースのアクセスに失敗しました 詳細コード(内部コード):(f0ff)
[発生条件]
以下のいずれかをインストールしている。
Linux版List Works V10.4.0(拡張パッケージ)
Windows版List Works V10.3.2
List Worksで帳票登録を実行した場合。かつ、
帳票登録を多重で実行した場合。
[処置内容]
帳票登録時の保管フォルダの情報の参照処理を修正します。
[処置内容]
帳票情報「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦の年号を設定するコマンドを提供します。
[処置内容]
帳票表示時の帳票のデータの和暦年の日付検索で扱う年号を追加/削除する機能を提供します。
[障害内容]
以下の条件の場合に、受信フォルダで帳票の状態が「振り分け中」のままとなり、帳票の登録ができなくなる場合があります。
[発生条件]
以下のいずれかをインストールしている。かつ
SystemWalker/ListWORKS
Interstage List Works
以下のいずれかをインストールしている。
Print Manager
List Works印刷配信機能
List Works Assort Serviceを起動している。かつ
List Works Assort Serviceを起動してから初めて他サーバからホスト帳票を仕分け・登録する。かつ
多重で帳票を仕分け・登録する。
[処置内容]
List Worksの登録処理を修正します。
[処置内容]
帳票印刷時「Interstage List Works以外のプロセス」が印刷資源にアクセスしていたことで印刷処理が失敗する状態においても任意の回数処理を繰り返すリトライ機能を追加します。
ただし、リトライ回数を超えた時点で処理は失敗しエラーになります。
リトライ間隔や回数を操作するキーを新しく追加します。
C:\Windows\f3cmsrvc.ini
LwRetryCount : リトライ回数を指定します。
LwRetryWait : リトライ間隔をミリ秒単位で指定します。
キーを指定していない場合は、リトライ回数5、リトライ間隔100msで動作します。
[Environment] LwRetryCount=5 LwRetryWait=100
[障害内容]
帳票の印字開始位置が上方向に2行ずれます。
[発生条件]
以下のいずれかをインストールしている。
Solaris版List Works EE V8.0.0 T000371SP-06以降
Solaris版List Works EE V8.1.0 T000968SP-05以降
Solaris版List Works EE V8.1.0A T003129SP-03以降
Solaris版List Works EE V10.1.0 DLIB以降
帳票仕分け管理機能を使用する場合。かつ、
富士通ホスト帳票を登録した場合。かつ、
分散印刷運用(TCP/IP)またはファイル転送運用の場合。かつ、
仕分け環境定義ファイルのfcb文を省略、またはfcb文に「msp」を指定した場合。かつ、
印刷禁止域の制御を有効(LV-UNPRAREA=1)にした場合。かつ、
印刷禁止域に印字可能な文字が存在しない行(注)の場合。かつ、
6.が印刷行(印刷してから行送り、または印刷してからチャネルまで紙送り、または行送りしてから印刷)の場合。
注: NUL制御コード"0x00"のみ、またはNUL制御コード"0x00"と空白文字"0x40"のみの行が存在する場合
[処置内容]
オプション指定で帳票の印字開始位置が下方向に2行ずらします。
[障害内容]
以下の条件のときにSIA形式のホスト帳票登録処理でエラーになる場合があります。
[発生条件]
Windows版 Interstage List Worksをインストールした環境
SIA形式のホスト帳票を登録する。かつ
2多重以上で同時に多重に登録する。
[処置内容]
SIA形式のホスト帳票登録処理において、使用する一時ファイル名を正しく使用するようにします。
[処置内容]
帳票表示時の帳票のデータの和暦年の日付検索で年号に令和(R)を指定して検索できるようにします。
[障害内容]
ホスト帳票受信サービスから出力されるログの入力サーバ名(ホスト名)が一部欠落してしまいます。
[発生条件]
Solaris版List Works V10.1.0をインストールしている。かつ、
Linkexpressを利用する運用である。かつ、
ホスト帳票受信サービスを利用する運用である場合。
ホストのシステム名が7byteを超えている。かつ、
ホスト」から帳票を受信した場合。
[処置内容]
入力サーバ名の定義を8byteから9byteに変更することで、8byteまで読み取れるように修正します。
[処置内容]
以下の条件でリストビューワで帳票表示した時に文字だけが拡大されてオーバーレイ等の図形と文字がずれて表示されないようにします。
[発生条件]
特になし。
Windows 8.1の場合
【コントロールパネル】-【デスクトップのカストマイズ】-【ディスプレイ】の「すべての項目のサイズを変更する」に100%以外の値が設定されている。
Windows 10の場合
【設定】-【システム】ー【ディスプレイ】-【拡大縮小とレイアウト】の「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」に100%以外の値が設定されている。
[障害内容]
以下の条件の時にList Worksサービスが終了する場合あります。
[発生条件]
List Worksサービスが動作する環境
リストナビでログインする。かつ
受信フォルダをクリックして開く。かつ
2と異なる受信フォルダをクリックして開く。かつ
2と3に格納されている帳票数が、2より3が100個以上多い場合。
[処置内容]
受信フォルダのメモリ管理方法を正しく修正します。
[障害内容]
以下の条件の場合、帳票表示画面の帳票のデータの検索でオーバーレイがないページがヒットしない場合があります。
[発生条件]
Windows版 Interstage List Worksをインストールした環境
【List Worksクライアント環境設定】の【帳票項目】タブで、「オプション」の「オーバーレイがない帳票でも、帳票項目を利用する設定をする」のチェックボックスをオンにする。または
Web連携のプロパティファイル(ListPrint.properties)の「everyone」セクションの「option.field.nooverlay=1」(オーバーレイのない帳票でも、帳票項目を利用する)を指定する。かつ
リスト管理サーバの帳票を表示する。かつ
3の帳票が、オーバーレイがあるページとないページが混在する。かつ
帳票表示画面の【オプション】の【検索】タブで、「表示中のオーバーレイを使用しているページだけを検索する」のチェックをはずす。または
Web連携のプロパティファイル(ListPrint.properties)の「everyone」セクションの「option.find.findpage=0」(すべてのページを検索する)を指定する。かつ
オーバーレイが存在するページを表示する。かつ
検索ダイアログボックスの検索する対象範囲に帳票項目の範囲名を指定して検索した場合。
[処置内容]
検索対象の検索範囲名を取得する処理を正しく修正します。
[障害内容]
以下の条件の時に「指定した印刷データに対するアクセス権がないため、処理を続行できません。」のメッセージが出力されて、帳票の「上書き保存」に失敗する場合があります。
[発生条件]
Windows版 Interstage List Worksをインストールした環境
リストビューア画面またはWebクライアント画面で帳票を表示し、スタンプ等の記入情報を記入する。かつ
「上書き保存」ボタンを連続して押す。
[処置内容]
記入情報を格納する処理において、同時に格納依頼が行われた時の制御を正しく修正します。
本修正を有効にするためには、リスト管理サーバのプロパティファイル(ListServer.properties)に、
「system.regist.nohashlock.mode=true」を設定します。
system.regist.nohashlock.mode
true : 修正を有効にする。
false : 修正を無効にする。(省略値、いままでと同じ排他制御を行う)
[処置内容]
リストビューアの「名前を付けて保存」ダイアログのファイル名を、帳票名とする機能を提供します。
本機能は、以下のレジストリ設定で有効となります。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListViewer\Save
SaveFileType
DWORD(32ビット)値
0 : ファイル名を、List Works システム全体で一意な名前とする。(デフォルト)
1 : ファイル名を、帳票名とする。
2 : ファイル名を、帳票名+現在の日時とする。
3 : ファイル名を、帳票名+ファイル名とする。
[障害内容]
以下の条件のときに帳票表示画面がフリーズする場合があります。
[発生条件]
Windows 10またはWindows 8.1上のInternet Explorer 11が動作している。
Windows 10またはWindows 8.1上でInternet Explorer 11を起動する。かつ、
Internet Explorer 11上でList Worksの帳票表示を行う。かつ、
帳票表示画面上で検索を行う。かつ、
検索中にHTTPのエラーが発生してメッセージ画面が表示される。かつ、
メッセージ画面上でOKボタンを押す。
[処置内容]
メッセージ画面表示終了時に帳票表示画面に対して入力抑止解除を行う処理を修正します。
[障害内容]
以下の条件の場合に、「指定した振り分け先が見つかりませんでした。振り分け先のフォルダ名を確認してください。」のエラーメッセージが表示され、振り分け先の定義ができない場合があります。
[発生条件]
Windows版 Interstage List Works V10.3.0~V10.3.2が動作する環境。かつ
リストナビで受信フォルダを設定する環境。
リスト管理サーバの動作環境用プロパティファイル(ListServer.properties)にsystem.client.loginmode=trueが設定されている。かつ
リストナビの受信フォルダの振り分け条件の定義画面において振り分け先の項目に保管フォルダの論理パス名を直接入力する。かつ
保管フォルダに形式1※の論理パス名を指定する。かつ
[保管]を除いた形式1※の論理パス名全体の長さ(例では営業売上\販売1)が、形式2※の論理パス名の第1階層(保管フォルダ格納先の物理パス名)(例ではD:\eigyouriage)と同じ長さである。
営業部の保管フォルダの作成先の物理パス名が「D:\eigyouriage」で、リストナビで表示される保管フォルダが[保管]→[営業売上]→[販売1]の場合、以下の形式となります。
形式1 : 営業売上\販売1 形式2 : D:\eigyouriag\販売1
[処置内容]
リストナビの保管フォルダパス名変換処理を正しく変換するように修正します。
[障害内容]
以下のメッセージがシスログへ出力され、別のList Worksサーバへの仕分けが失敗する。
FJSVpast: 520:Abnormality occurred by transmitting the list to the server the distribution ahead. Server name = xx.xxx.xx.xxx Detail code = 0x40000008 FJSVpast: 0203:Abnormality is occurred in the distibuting the list. Detail code = 0x00100007
[発生条件]
以下のいずれかをインストールしている。
SystemWalker/ListWORKS EE V10.1
Solaris版List Works EE 6.0
Solaris版List Works EE V8.0.0/V8.0.1/V8.0.1A/V8.0.2
Solaris版List Works EE V10.1.0
List WorksのインストールにおいてList Works Serverを選択した場合。かつ、
帳票仕分け管理(注)を使用した場合。かつ、
富士通ホスト帳票の場合。かつ、
ネットワーク上にある別のList Worksサーバに仕分ける場合。
注: 帳票仕分け管理機能(パッケージ名:FJSVpast)
[処置内容]
帳票登録における全角空白を取り除く処理を修正します。
[障害内容]
以下に示す環境・発生条件のとき、帳票データ内の全角空白が削除されずに残ります。
[発生条件]
Solaris版もしくはLinux版のデータ転送アダプタ機能を使用している。
なお、データ転送アダプタ機能とリスト管理サーバが同居している場合も含まれます。
SJISのCOBOLアプリケーションを実行する。かつ、
1.のアプリケーションでFORMAT句なし印刷ファイルを利用し、List Worksに帳票を登録する。かつ、
1.のアプリケーションがWRITE文で書き出したレコードに全角空白が含まれる。
[処置内容]
帳票登録における全角空白を取り除く処理を修正します。
[障害内容]
以下の発生条件の時に帳票登録処理がエラーになる場合があります。
[発生条件]
List Worksが動作している。
リスト管理サーバの操作ログ(ListLog.csv)を、ログ監視ソフト等の他のアプリケーションで参照している。かつ、
リスト管理サーバ環境設定の「操作ログ」タブの「ログファイルの扱い」において、「ファイルサイズが制限を超えたらバックアップファイルを作成する」を選択している。かつ、
操作ログ(ListLog.csv)の大きさが制限サイズを超えたときに、1.を実施していることで、操作ログのバックアップファイルへの退避に失敗した場合。
なお、3.の事象発生時には、リスト管理サーバのイベントログに以下のログが出力されます。
ソース:ListWORKS
イベントID:2351
[処置内容]
操作ログのファイル名変更処理を正しく動作するように修正します。
[障害内容]
現象1
抜き出し検索範囲の保存で、意図せず帳票項目も保存される場合がある。
現象2
帳票項目の保存で、意図せず抜き出し検索範囲が保存される場合がある。
[発生条件]
以下のいずれかで、List WorksクライアントまたはWebクライアントを使用している。
Windows版SystemWalker/ListWORKS SE/EE V10.0L10/V10.0L20
Windows版List Works SE/EE V6.0L10
Windows版List Works SE/EE V7.0L10/V7.0L10A/V7.0L10B/V7.0L10C/V7.0L10D
Windows版List Works SE/EE 8.0.0/8.0.1
Windows版List Works SE/EE V9.0.0/V9.0.1/V9.0.1A/V9.1.0
Windows版List Works SE/EE V10.0.0/V10.1.0/V10.2.0
Windows版List Works SE/EE V10.3.0/V10.3.0A/V10.3.0B/V10.3.0C
Windows版List Works SE/EE V10.3.1/V10.3.2/V10.3.2A/V10.3.3
Windows版List Works SE/EE V11.0.0
Solaris版List Works SE/EE 6.0
Solaris版List Works SE/EE 8.0.0/8.0.1/8.0.1A/V8.0.2/8.0.1A
Solaris版List Works SE/EE V10.1.0
Linux版List Works EE V9.0.0/V9.0.1
Linux版List Works EE V10.4.0
List WorksクライアントまたはWebクライアントで帳票を表示する。かつ
帳票項目の更新権限がないユーザが帳票項目の設定変更を行い、保存操作でエラーとなる。かつ
同じユーザが抜き出し検索範囲の更新権限を持ち、帳票を閉じる前に抜き出し検索保存を行った場合。
または
List WorksクライアントまたはWebクライアントで帳票を表示する。かつ
帳票項目の更新権限を持つユーザが帳票項目の設定変更を行うが、帳票項目の保存を行わない。かつ
同じユーザが抜き出し検索範囲の更新権限を持ち、帳票を閉じる前に抜き出し検索保存を行った場合。
List Worksクライアント/Webクライアントで帳票を表示する。かつ
抜き出し検索範囲の更新権限を持つユーザが、抜き出し検索範囲の設定変更を行うが、抜き出し検索範囲の保存を行わない。かつ
同じユーザが、帳票項目の更新権限を持ち、帳票を閉じる前に帳票項目の保存を行った場合。
[処置内容]
帳票項目の設定と抜き出し検索範囲の設定の保存時の処理、メッセージを修正します。
[障害内容]
以下の条件の時にイベントログ(Application)に以下の警告が出力されます。
ソース:Listworks イベントID:191 レベル:警告 内容:入力:xxxx(ホストから受信した 拡張子.f66ファイル) 格納先:xxxx(ホストから受信した 拡張子.splファイル) 帳票名:xxxx(印刷した帳票名称) 通知:印刷データに対応したオーバレイが存在しません。[オーバレイ名 = xxxx] エラー詳細:オペレーティングシステムで以下のエラーが検出されました。 パラメーターが間違っています。(コード=87) 詳細情報={SystemTimeToTzSpecificLocalTime(),f1ezrova.c,556,0,0,0} 印刷資源フォルダ配下にオーバレイファイルが格納されているか確認してください。
[発生条件]
List Works V11.0.0が動作している。
HOST PRINTのFNA通信またはTCP/IP通信で富士通ホスト帳票をList Worksへ登録する。かつ、
登録する富士通ホスト帳票はオーバレイが存在しオーバレイ名をS制御レコードで指定している。かつ、
List Worksのリスト管理サーバ環境設定の印刷資源格納場所にはオーバレイが存在する。
[処置内容]
HOST PRINTから呼び出されるList Worksの富士通ホスト帳票登録処理を正しく動作するように修正します。
[処置内容]
以下のコマンドがメモリ不足になりにくいように改善します。
PDF変換コマンド(F5CWAPDC.EXE)
保管フォルダ内の帳票数のチェックコマンド(F5CWCKLN.EXE)
[発生条件]
List Worksのリスト管理サーバが動作している。
Interstage List Works SE/EE V11.0.0をインストールしている。かつ、
保管データベースがOracleである。かつ、
List Worksをインストールしたサーバに32bit版Oracle Database Clientをインストールしていない。かつ、
保管フォルダ内の帳票数が限界値を超えている。かつ、
4.の保管フォルダに対して、以下のコマンドを実行する場合。
PDF変換コマンド(F5CWAPDC.EXE)
保管フォルダ内の帳票数のチェックコマンド(F5CWCKLN.EXE)
[障害内容]
以下のメッセージが表示され、リスト管理サーバ環境設定が失敗します。
ERROR: ポリシーのOpenに失敗しました。 PtAcct.cpp,AccessAccount(),, 復帰コード=5, OpenPolicy(), NULL, POLICY_VIEW_LOCAL_INFORMATION
[発生条件]
List Works V11.0.0が動作している。
リスト管理サーバ環境設定が動作するWindows サーバはドメインに所属している。かつ、
以下のどちらかのユーザでWindowsにログインする。かつ、
ローカルのAdministratorsグループに所属するユーザ
Domain Users+ローカルのAdministratorsグループに所属するユーザ
リスト管理サーバ環境設定の[認証]タブの「ユーザ認証先」で「このコンピュータが所属するドメイン」または「他のドメイン」を選択する。かつ、
[OK]ボタンを押した場合。
[処置内容]
リスト管理サーバの起動アカウントのチェック処理を正しく修正します。