UXP/DSでのシステムフォントの移出は、以下のコマンドで行います。
UXP/DSでのシステムフォントの移出で、Solarisと異なるUXP/DS固有の情報について以下に示します。移出コマンドの詳細については、“2.3.2.1 システムフォント”を参照してください。
コマンド全体
UXP/DSがSJISコード系で動作している場合、本コマンドは使用できません。
オプション
-sizeオプションのレターサイズは、ADJUST V12L10以降でサポートしています。
留意事項
qgfgetpコマンドは、ADJUST V11L11以降でサポートしています。
-frオプションの「S90」は、ADJUST V12L10以降でサポートしています。
UXP/DSでのAPフォントの移出は、以下のコマンドで行います。
UXP/DSでのAPフォントの移出で、Solarisと異なるUXP/DS固有の情報について以下に示します。
コマンド全体
Solarisと相違はありません。
オプション
Solarisと相違はありません。
留意事項
qgfgetapコマンドは、ADJUST V12L20以降でサポートしています。
移出コマンドの詳細については、以下を参照してください。
外字(利用者定義文字)を、APフォントから転送ファイルに格納する機能です。
本機能で、日本語資源管理に外字を登録するための、転送ファイルが作成されます。
qgfgetapコマンドの形式を以下に示します。
qgfgetap
qgfgetap [-style { minchou | gothic }]
[-u90]
[-c 文字コード1[:文字コード2]]
-size APフォントのサイズ
[-d APフォントのパス名]
転送ファイル名
移出する外字の書体を指定します。
明朝体
ゴシック体
なお、本オプションを省略した場合は、minchouが指定されたものとみなされます。
U90コード系の利用者定義文字を移出する場合に指定します。
なお、本オプションを省略した場合は、JEFコード系の外字が移出されます。
移出対象のコードを利用者定義域の範囲内(JEFコード系:80a1~a0fe、U90コード系:dda1~fdfe)から指定します。
単一指定する場合は、文字コード1だけ指定します。文字コード1を省略して、文字コード2だけ指定することはできません。
範囲指定する場合は、対象となる先頭の文字コードを文字コード1に、末尾の文字コードを文字コード2に指定します。文字コード1と文字コード2の関係は、文字コード1≦文字コード2です。
なお、本オプションを省略した場合は、指定されたコード系の利用者定義域すベての文字コードが移出対象となります。
移出対象のAPフォントの文字サイズを縦のドット数で指定します。
指定できる文字サイズについては、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録B フォントシステム一覧表”を参照してください。
なお、本オプションは、必ず指定しなければなりません。
APフォントの存在するシステム資源のディレクトリを指定します。
APフォントのパス名は、システム資源のディレクトリ/resource/apfontです。
本オプションには、/resource手前までのパス名を指定してください。
なお、本オプションを省略した場合は、/usr/lib/lpが設定されます。
UXP/DSでのVSPフォントの移出は、以下のコマンドで行います。
UXP/DSでのVSPフォントの移出で、Solarisと異なるUXP/DS固有の情報について以下に示します。移出コマンドの詳細については、“2.3.2.2 VSPフォント”を参照してください。
コマンド全体
Solarisと相違はありません。
オプション
Solarisと相違はありません。
留意事項
qgfgetjpコマンドは、ADJUST V12L20以降でサポートしています。