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Interstage Charset ManagerStandard Edition V10 使用手引書 日本語資源適用編

4.1.2 外字を移出する

4.1.2.1 システムフォント

UXP/DSでのシステムフォントの移出は、以下のコマンドで行います。

UXP/DSでのシステムフォントの移出で、Solarisと異なるUXP/DS固有の情報について以下に示します。移出コマンドの詳細については、“2.3.2.1 システムフォント”を参照してください。

コマンド全体

UXP/DSがSJISコード系で動作している場合、本コマンドは使用できません。

オプション

-sizeオプションのレターサイズは、ADJUST V12L10以降でサポートしています。

留意事項

4.1.2.2 APフォント

UXP/DSでのAPフォントの移出は、以下のコマンドで行います。

UXP/DSでのAPフォントの移出で、Solarisと異なるUXP/DS固有の情報について以下に示します。

コマンド全体

Solarisと相違はありません。

オプション

Solarisと相違はありません。

留意事項

移出コマンドの詳細については、以下を参照してください。

qgfgetapコマンド

外字(利用者定義文字)を、APフォントから転送ファイルに格納する機能です。

本機能で、日本語資源管理に外字を登録するための、転送ファイルが作成されます。

qgfgetapコマンドの形式を以下に示します。

コマンド

qgfgetap

入力形式
qgfgetap [-style { minchou | gothic }]
         [-u90]
         [-c 文字コード1[:文字コード2]]
         -size APフォントのサイズ
         [-d APフォントのパス名]
         転送ファイル名
説明
[-style {minchou|gothic}]

移出する外字の書体を指定します。

minchou:

明朝体

gothic:

ゴシック体

なお、本オプションを省略した場合は、minchouが指定されたものとみなされます。

[-u90]

U90コード系の利用者定義文字を移出する場合に指定します。

なお、本オプションを省略した場合は、JEFコード系の外字が移出されます。

[-c 文字コード1[:文字コード2]]

移出対象のコードを利用者定義域の範囲内(JEFコード系:80a1~a0fe、U90コード系:dda1~fdfe)から指定します。

単一指定する場合は、文字コード1だけ指定します。文字コード1を省略して、文字コード2だけ指定することはできません。

範囲指定する場合は、対象となる先頭の文字コードを文字コード1に、末尾の文字コードを文字コード2に指定します。文字コード1と文字コード2の関係は、文字コード1≦文字コード2です。

なお、本オプションを省略した場合は、指定されたコード系の利用者定義域すベての文字コードが移出対象となります。

-size 文字サイズ

移出対象のAPフォントの文字サイズを縦のドット数で指定します。

指定できる文字サイズについては、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録B フォントシステム一覧表”を参照してください。

なお、本オプションは、必ず指定しなければなりません。

[-d APフォントのパス名]

APフォントの存在するシステム資源のディレクトリを指定します。

APフォントのパス名は、システム資源のディレクトリ/resource/apfontです。

本オプションには、/resource手前までのパス名を指定してください。

なお、本オプションを省略した場合は、/usr/lib/lpが設定されます。

転送ファイル

転送ファイル名を指定します。転送ファイルの形式はAPP転送形式(APP)です。

なお、本オプションは、必ず指定しなければなりません。

4.1.2.3 VSPフォント

UXP/DSでのVSPフォントの移出は、以下のコマンドで行います。

UXP/DSでのVSPフォントの移出で、Solarisと異なるUXP/DS固有の情報について以下に示します。移出コマンドの詳細については、“2.3.2.2 VSPフォント”を参照してください。

コマンド全体

Solarisと相違はありません。

オプション

Solarisと相違はありません。

留意事項