文書順とは、ある問合せの処理中にアクセス可能なすべてのノードの間で定義される順序のことです。この順序は、複数のXML文書間でも適用されます。直感的には、ノード間の順序はXML文書中でノードが出現する順序に一致します。
文書順は問合せの処理中に変化することはありません。文書順が満たす条件を以下に示します。
ルートノードは最初に出現します。
いずれのノードも、その子孫より先に出現します。
兄弟間のノードの順序は、兄が弟よりも先に出現します。
兄の子孫のノードは、弟よりも先に出現します。
属性ノードは、それが関連づけられているエレメントノードの直後に出現します。
属性ノード間の順序は任意に決定しますが、問合せの処理中に変化しません。
異なるXML文書間の順序は任意に決定しますが、問合せの処理中に変化しません。ただし、あるXML文書1のノードがXML文書2のノードよりも先に出現するならば、XML文書1のすべてのノードがXML文書2のどのノードよりも先に出現します。
